関東インカレの3日目、4日目に行われた女子七種競技は、日体大女子主将の大玉華鈴が5633点で優勝。ヘンプヒル恵(中大、現・アトレ)が2017年に作った大会記録を2点上回る大会新で、日本歴代7位、学生歴代3位の好記録だった。チームの女子総合優勝にも大きく貢献している。
自己ベストは走幅跳の5m82(+2.0)のみたったが、走高跳1m75、やり投45m67など持ち味を発揮し、「800m以外はベストに近い記録が出せた」と充実の試技を振り返る。これまでは個々の記録こそレベルの高い種目があったが、「なかなか混成の中でまとめられなかった」と大玉。だが、今大会ではその課題を克服。昨年の日本インカレでマークした自己記録5541点を92点も更新した。
あこがれのヘンプヒルの記録を塗り替えた大玉。「こういう大会で記録を少しでも更新できて、シニアの選手たちに近づいているのかな。自信につながります」。それでも、「5700点は乗せたかったので悔しさのほうが大きい」とも言う。
ここまではスピードアップを重点的に取り組んできた。また、ベストが出た走幅跳では「これまで少しおろそかにしていましたが、6mを目指して少し多めにやってきた」と手応えをつかんだ。痛めていた肩が治ったことで、51m51を持つやり投もさらに復調しそう。まだまだ「バラつきがある」と大玉。次は6月、長野での日本選手権混成。同じ日に5975点の日本記録を出した3連覇中の山崎有紀(スズキ)に食らいつくつもりだ。
◇関東インカレ(5月20~23日/神奈川・相模原)
関東インカレの3日目、4日目に行われた女子七種競技は、日体大女子主将の大玉華鈴が5633点で優勝。ヘンプヒル恵(中大、現・アトレ)が2017年に作った大会記録を2点上回る大会新で、日本歴代7位、学生歴代3位の好記録だった。チームの女子総合優勝にも大きく貢献している。
自己ベストは走幅跳の5m82(+2.0)のみたったが、走高跳1m75、やり投45m67など持ち味を発揮し、「800m以外はベストに近い記録が出せた」と充実の試技を振り返る。これまでは個々の記録こそレベルの高い種目があったが、「なかなか混成の中でまとめられなかった」と大玉。だが、今大会ではその課題を克服。昨年の日本インカレでマークした自己記録5541点を92点も更新した。
あこがれのヘンプヒルの記録を塗り替えた大玉。「こういう大会で記録を少しでも更新できて、シニアの選手たちに近づいているのかな。自信につながります」。それでも、「5700点は乗せたかったので悔しさのほうが大きい」とも言う。
ここまではスピードアップを重点的に取り組んできた。また、ベストが出た走幅跳では「これまで少しおろそかにしていましたが、6mを目指して少し多めにやってきた」と手応えをつかんだ。痛めていた肩が治ったことで、51m51を持つやり投もさらに復調しそう。まだまだ「バラつきがある」と大玉。次は6月、長野での日本選手権混成。同じ日に5975点の日本記録を出した3連覇中の山崎有紀(スズキ)に食らいつくつもりだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.25
箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大
関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]
2025.12.25
ロンドン世界陸上代表・楠莉奈がTWOLAPSを“卒業”「良いメンバーに恵まれた」今後も競技継続の意向
男子800m元日本記録保持者の横田真人氏が代表を務めるTWOLAPS TCのファン感謝祭が行われ、同チームでトレーニングしていた楠莉奈(積水化学)が「卒業」を発表した。 鍋島は1993年生まれの32歳で、高知県出身。高知 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
