HOME ニュース、海外

2021.05.21

男子三段跳で五輪2連覇中のテイラーが右アキレス腱断裂で手術、東京五輪出場は絶望的
男子三段跳で五輪2連覇中のテイラーが右アキレス腱断裂で手術、東京五輪出場は絶望的

男子三段跳のテイラー


男子三段跳で五輪2連覇中のクリスチャン・テイラー(米国)が5月19日にチェコ・オストラヴァで行われた世界陸連(WA)のコンチネンタルツアーゴールド大会「ゴールデン・スパイク」で右脚を負傷。右アキレス腱の断裂と診断され、現地で手術を受けた。オリンピック3連覇を目指した東京五輪(陸上会期は7月30日~8月8日)の出場は絶望的になった。

6月に31歳を迎えるテイラーは、2012年ロンドン、16年リオと2大会連続で五輪を優勝したほか、世界選手権は3連覇を含む計4回(11年、15年、17年、19年)頂点に立っている。自己ベストは15年にマークした世界歴代2位の18m21。J.エドワーズ(英国)が1995年に打ち立てた世界記録まであと8cmと迫っている。

オストラヴァの競技会では3回目の16m36(-0.7)が最高で5位。4回目と6回目の試技はパスしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

東京五輪では1月に室内世界記録を10年ぶりに更新する18m07をマークしたH.F.ザンゴ(ブルキナファソ)との対決に注目が集まっていた。

男子三段跳で五輪2連覇中のクリスチャン・テイラー(米国)が5月19日にチェコ・オストラヴァで行われた世界陸連(WA)のコンチネンタルツアーゴールド大会「ゴールデン・スパイク」で右脚を負傷。右アキレス腱の断裂と診断され、現地で手術を受けた。オリンピック3連覇を目指した東京五輪(陸上会期は7月30日~8月8日)の出場は絶望的になった。 6月に31歳を迎えるテイラーは、2012年ロンドン、16年リオと2大会連続で五輪を優勝したほか、世界選手権は3連覇を含む計4回(11年、15年、17年、19年)頂点に立っている。自己ベストは15年にマークした世界歴代2位の18m21。J.エドワーズ(英国)が1995年に打ち立てた世界記録まであと8cmと迫っている。 オストラヴァの競技会では3回目の16m36(-0.7)が最高で5位。4回目と6回目の試技はパスしていた。 東京五輪では1月に室内世界記録を10年ぶりに更新する18m07をマークしたH.F.ザンゴ(ブルキナファソ)との対決に注目が集まっていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top