男子三段跳で五輪2連覇中のクリスチャン・テイラー(米国)が5月19日にチェコ・オストラヴァで行われた世界陸連(WA)のコンチネンタルツアーゴールド大会「ゴールデン・スパイク」で右脚を負傷。右アキレス腱の断裂と診断され、現地で手術を受けた。オリンピック3連覇を目指した東京五輪(陸上会期は7月30日~8月8日)の出場は絶望的になった。
6月に31歳を迎えるテイラーは、2012年ロンドン、16年リオと2大会連続で五輪を優勝したほか、世界選手権は3連覇を含む計4回(11年、15年、17年、19年)頂点に立っている。自己ベストは15年にマークした世界歴代2位の18m21。J.エドワーズ(英国)が1995年に打ち立てた世界記録まであと8cmと迫っている。
オストラヴァの競技会では3回目の16m36(-0.7)が最高で5位。4回目と6回目の試技はパスしていた。
東京五輪では1月に室内世界記録を10年ぶりに更新する18m07をマークしたH.F.ザンゴ(ブルキナファソ)との対決に注目が集まっていた。

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