HOME ニュース、海外

2021.05.11

女子10000m初挑戦のツェガイが世界歴代5位の29分39秒42、初レースでは世界最高。2位のゲザヘグネも29分50秒77
女子10000m初挑戦のツェガイが世界歴代5位の29分39秒42、初レースでは世界最高。2位のゲザヘグネも29分50秒77


5月8日、ポルトガルで開催された競技会の女子10000mで、この種目に初めて挑んだG.ツェガイ(エチオピア)が世界歴代5位の29分39秒42で優勝した。10000mの初レースとして史上最も速いタイム。

従来の初レース最速タイムはA.アヤナ(エチオピア)が2016年に出した30分07秒00。アヤナはその年の8月のリオ五輪では世界新記録の29分17秒45で金メダルを獲得している。

19年ドーハ世界選手権1500m銅メダリストのツェガイは、今年2月に室内の1500mで3分53秒09の室内世界記録を出しており、800mでも1分57秒52(室内世界歴代9位)の自己記録を持っている。

広告の下にコンテンツが続きます

先月のエチオピア選手権では5000mに出場して今季世界最高の14分49秒7で優勝。今年は800mから10000mまで幅広くトップレベルの活躍を見せている。

また、ツェガイが快走したレースで2位に入ったK.ゲザヘグネ(バーレーン)が世界歴代7位の29分50秒77をマーク。女子10000mの同一レースで複数の選手が29分台を出したのは史上2回目。16年のリオ五輪でレース以来(金メダルのアヤナ以下、4位までが29分台)のことだった。

5月8日、ポルトガルで開催された競技会の女子10000mで、この種目に初めて挑んだG.ツェガイ(エチオピア)が世界歴代5位の29分39秒42で優勝した。10000mの初レースとして史上最も速いタイム。 従来の初レース最速タイムはA.アヤナ(エチオピア)が2016年に出した30分07秒00。アヤナはその年の8月のリオ五輪では世界新記録の29分17秒45で金メダルを獲得している。 19年ドーハ世界選手権1500m銅メダリストのツェガイは、今年2月に室内の1500mで3分53秒09の室内世界記録を出しており、800mでも1分57秒52(室内世界歴代9位)の自己記録を持っている。 先月のエチオピア選手権では5000mに出場して今季世界最高の14分49秒7で優勝。今年は800mから10000mまで幅広くトップレベルの活躍を見せている。 また、ツェガイが快走したレースで2位に入ったK.ゲザヘグネ(バーレーン)が世界歴代7位の29分50秒77をマーク。女子10000mの同一レースで複数の選手が29分台を出したのは史上2回目。16年のリオ五輪でレース以来(金メダルのアヤナ以下、4位までが29分台)のことだった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.07

溝内里紗が愛媛銀行を退職 24年プリセス駅伝に出場

愛媛銀行は、所属する溝内里紗が10月末で退部したことをチームのSNSで発表した。 溝内は徳島県出身の社会人3年目。中学から陸上を始め、全国中学校駅伝に出場。高校までは中距離をメインにしながら駅伝でも活躍した。 大学は京都 […]

NEWS コモディイイダの杉本将太が現役引退「新しい目標を立てて第二の人生をスタートさせたい」東海大卒、昨年はニューイヤー駅伝出走

2025.11.07

コモディイイダの杉本将太が現役引退「新しい目標を立てて第二の人生をスタートさせたい」東海大卒、昨年はニューイヤー駅伝出走

コモディイイダは男子駅伝部の杉本将太の現役引退を発表した。 杉本は千葉県出身で東海大望洋高から東海大を経て23年に入社。高3時には3000m障害でインターハイにも出場した。東海大では3000m障害で関東インカレ2年時に3 […]

NEWS クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top