◇シレジア2021世界リレー(ポーランド)
世界リレーの2日目、大会最終種目の男子4×400m決勝に挑んだ日本は、3分04秒45で2位となり、オリンピック・世界選手権・世界リレーという国際大会で悲願のメダルを獲得した。これまでは2004年アテネ五輪の4位がある。
日本は伊東利来也(三菱マテリアル)、川端魁人(創徳中教)、佐藤拳太郎(富士通)、鈴木碧斗(東洋大)のオーダー。前半はやや遅れたものの、佐藤が巻き返してトップ争いでアンカーの鈴木へ。4チームで競り合いとなるなか、鈴木は一度後ろへ下がるも、冷静に対応し、ラストの直線で2番手へ上がり、オランダに次ぎ2位でフィニッシュした。
米国やジャマイカなど列強国は不在だったが、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)や井上大地(日大)らケガ人も多かったなかでの銀メダル。東京五輪、そして来年のユージン世界選手権の出場権を獲得した。
■男子4×400m決勝
オランダ 3.03.45
日本 3.04.45
ボツワナ 3.04.77
イタリア 3.05.11
南アフリカ 3.05.76
コロンビア 3.05.91
フランス 3.06.16
ベルギー 3.10.74
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
-
2025.12.02
-
2025.12.02
-
2025.11.28
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]
2025.12.04
男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」
12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025