サトウ食品日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子やり投は佐藤友佳(ニコニコのり)が61m01を投げて優勝した。
雨が降り続く難しいコンディションの中で、1投目から佐藤が魅せる。「スタートから良くて評価できる」という1投目にセカンドベストとなる61m01。続く2投目にも60m11と大台に乗せた。だが、その後は「試技間に身体を冷やさないようにすることしかできず、技術的なことができなかった」と、課題の修正まで行けず。記録を伸ばせ図に競技を終えた。それでも、悪条件の中でただ1人60mを超えたあたりに、確かな成長を感じさせる。
19年には日本選手権で2位となり、世界選手権にも出場。昨年は初めて日本選手権も制した。高校時代から将来を期待されながら、大学後半からはなかなか思ったような活躍ができなかった佐藤の才能がようやく花開いた。その要因の一つがフィンランドでの経験。「何かを変えないと、自分のやり投も変わらない」と海を渡った。この冬も11月からフィンランド、そして南アフリカと遠征を行った。
目指していたのは東京五輪の参加標準記録である64m00。「1投目に投げられたのは64mへの通過点になった」というものの、「まだやり先が上を向いてしまう。自分の力の方向とやり先の方向を一致させたい」と課題も明確。日本選手権までの2ヵ月弱で「修正していきたい」と次を見据えていた。
◇織田記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム)
サトウ食品日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子やり投は佐藤友佳(ニコニコのり)が61m01を投げて優勝した。
雨が降り続く難しいコンディションの中で、1投目から佐藤が魅せる。「スタートから良くて評価できる」という1投目にセカンドベストとなる61m01。続く2投目にも60m11と大台に乗せた。だが、その後は「試技間に身体を冷やさないようにすることしかできず、技術的なことができなかった」と、課題の修正まで行けず。記録を伸ばせ図に競技を終えた。それでも、悪条件の中でただ1人60mを超えたあたりに、確かな成長を感じさせる。
19年には日本選手権で2位となり、世界選手権にも出場。昨年は初めて日本選手権も制した。高校時代から将来を期待されながら、大学後半からはなかなか思ったような活躍ができなかった佐藤の才能がようやく花開いた。その要因の一つがフィンランドでの経験。「何かを変えないと、自分のやり投も変わらない」と海を渡った。この冬も11月からフィンランド、そして南アフリカと遠征を行った。
目指していたのは東京五輪の参加標準記録である64m00。「1投目に投げられたのは64mへの通過点になった」というものの、「まだやり先が上を向いてしまう。自分の力の方向とやり先の方向を一致させたい」と課題も明確。日本選手権までの2ヵ月弱で「修正していきたい」と次を見据えていた。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.26
第102回箱根駅伝を盛り上げよう!! サッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」が本日発売
2025.11.25
アディダス新シューズ発売イベントに箱根駅伝を沸かせた太田蒼生と平林清澄が登壇!
-
2025.11.24
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.26
第102回箱根駅伝を盛り上げよう!! サッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」が本日発売
1987年から箱根駅伝に特別協賛しているサッポロビール株式会社は、大会を盛り上げるためにサッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」を第80回記念大会(2004年)より発売しているが、来る第102回大会バージョン(350mℓ缶 […]
2025.11.25
2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表
月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内に […]
2025.11.25
大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」
ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、10月の全日本大学女子駅伝で優勝した城西大の主将・金子陽向(4年)と本間香(1年)が参加した。 1区区間新で優勝への流れを作った本間と、アンカーとして1分以上の差を跳 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025