HOME ニュース、国内

2021.04.10

塩尻和也が完全復活!5000m13分22秒80の自己新「3000m障害で五輪目指す」/金栗記念
塩尻和也が完全復活!5000m13分22秒80の自己新「3000m障害で五輪目指す」/金栗記念


◇第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会2021(4月10日/熊本・えがお健康スタジアム)

日本グランプリシリーズ熊本大会の金栗記念が行われ、GP男子5000mは最終組に登場した塩尻和也(富士通)が、13分22秒80の自己新で優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

「レース前にイメージしていた展開」と塩尻。3000mを手前にスルスルと日本人トップに上がると、3000mは8分09秒で通過。ラスト2周を切り、ジャクソン・カベサ(Honda)と併走するかたちに。残り500m付近で塩尻がペースを上げ、ラスト1周の鐘を合図にさらに加速して突き放した。

2016年(当時・順大)には3000m障害でリオ五輪に出場。それだけではなく、5000mからハーフマラソン、駅伝と圧倒的な強さと安定感を誇ってきた。2019年には日本選手権では、予選でドーハ世界選手権の参加標準記録を突破したものの、決勝で接触して転倒があり8位。世界選手権代表に選ばれたが、9月の海外のレースで右膝を痛め出場はならなかった。すぐに手術に踏み切り、昨年1月に練習復帰。復帰後の7月に5000m13分39秒79をマーク。日本選手権3000m障害は5位だったが、今年正月の全日本実業団対抗駅伝では5区3位と好走して富士通の優勝に貢献した。

「このあとはオリンピックを目指して3000m障害に出場していく予定です。オリンピックの後はニューイヤー駅伝で連覇できるように力になっていければ」と塩尻。3000m障害では東京五輪の参加標準記録8分22秒00を切った状態で優勝すれば内定する。順大の後輩でもある三浦龍司を筆頭に、複数人が参加標準記録を突破してもおかしくない活況だが、2大会連続のオリンピックへ、塩尻が復活の狼煙を上げた。

◇第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会2021(4月10日/熊本・えがお健康スタジアム) 日本グランプリシリーズ熊本大会の金栗記念が行われ、GP男子5000mは最終組に登場した塩尻和也(富士通)が、13分22秒80の自己新で優勝した。 「レース前にイメージしていた展開」と塩尻。3000mを手前にスルスルと日本人トップに上がると、3000mは8分09秒で通過。ラスト2周を切り、ジャクソン・カベサ(Honda)と併走するかたちに。残り500m付近で塩尻がペースを上げ、ラスト1周の鐘を合図にさらに加速して突き放した。 2016年(当時・順大)には3000m障害でリオ五輪に出場。それだけではなく、5000mからハーフマラソン、駅伝と圧倒的な強さと安定感を誇ってきた。2019年には日本選手権では、予選でドーハ世界選手権の参加標準記録を突破したものの、決勝で接触して転倒があり8位。世界選手権代表に選ばれたが、9月の海外のレースで右膝を痛め出場はならなかった。すぐに手術に踏み切り、昨年1月に練習復帰。復帰後の7月に5000m13分39秒79をマーク。日本選手権3000m障害は5位だったが、今年正月の全日本実業団対抗駅伝では5区3位と好走して富士通の優勝に貢献した。 「このあとはオリンピックを目指して3000m障害に出場していく予定です。オリンピックの後はニューイヤー駅伝で連覇できるように力になっていければ」と塩尻。3000m障害では東京五輪の参加標準記録8分22秒00を切った状態で優勝すれば内定する。順大の後輩でもある三浦龍司を筆頭に、複数人が参加標準記録を突破してもおかしくない活況だが、2大会連続のオリンピックへ、塩尻が復活の狼煙を上げた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.30

富士通・中村風馬が現役引退 帝京大時代に箱根2区出走 「マラソンを走って競技を終えることができて幸せ」

富士通は4月30日、同日付で男子長距離の中村風馬が現役を引退することを発表した。 中村は滋賀県出身の26歳。中学時代から近畿大会に出場するなど活躍し、草津東高を経て18年に帝京大に進学する。大学2年目の関東インカレ(2部 […]

NEWS 100mH田中佑美 冬季練習の成果を感じる優勝「記録を出せるところで出したい」/織田記念

2026.04.30

100mH田中佑美 冬季練習の成果を感じる優勝「記録を出せるところで出したい」/織田記念

◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは田中佑美(富士通)が13秒03(-0.9)で優勝を果たした。 広告の下にコンテンツが続きます 決勝では1回目 […]

NEWS 地元出身・山本匠真100mGP初優勝 110mH泉谷駿介貫禄V、大学1年の古賀2位 山元日本歴代7位/織田記念

2026.04.30

地元出身・山本匠真100mGP初優勝 110mH泉谷駿介貫禄V、大学1年の古賀2位 山元日本歴代7位/織田記念

◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mは地元出身の山本匠真(広島大)が10秒37(-0.2)で制した。 広告の下にコンテンツが続きます チャレンジレース(セ […]

NEWS 3000m障害・三浦龍司が絶妙ペースメイク「身体の動かし方思い起こせれば」/織田記念

2026.04.29

3000m障害・三浦龍司が絶妙ペースメイク「身体の動かし方思い起こせれば」/織田記念

◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分22秒69で優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます このレースでペースメーカー […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第68回「温暖化傾向と陸上界~その時代に生きるための知見~」

2026.04.29

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第68回「温暖化傾向と陸上界~その時代に生きるための知見~」

山梨学大陸上競技部元監督の上田誠仁氏による月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 広告の下にコンテンツが続きます 第68回「温暖化傾向と陸上界~その時代に生き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top