◇第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会2021(4月10日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ熊本大会の金栗記念が行われ、GP女子1500mは田中希実(豊田自動織機TC)が4分09秒31で優勝した。この記録は自身3番目の記録で、歴代パフォーマンスでも6番目の好タイムだった。日本記録は自身が持つ日本記録4分05秒27。
すでに5000mで東京五輪代表に内定している田中。今季もレースを重ねる従来のスタイルでシーズンを過ごしており、1500mは4月4日にも出場して4分13秒09をマークしていた。「春先から4分10秒を切れると思っていなかった」と好感触。「ラストも自分のイメージ通りの走りができた」と納得のいくレースができたという。1500mの東京五輪参加標準記録は4分04秒20。昨年は「できれば2種目で」と意向も示していた田中。今後もグランプリシリーズは積極的に出場していく構えだ。
女子10000mは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分30秒03で優勝。初10000mで東京五輪の参加標準記録31分25秒00に迫り、5月3日の日本選手権10000mの出場資格も得た。「ラストは自分の流れで行けた」と独走。廣中はすでに5000mで東京五輪の参加標準記録を突破している。


RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)