HOME ニュース、国内

2021.03.01

北京五輪4継メダリスト塚原直貴氏が富士通退社 今後は恩師の元で指導現場にも
北京五輪4継メダリスト塚原直貴氏が富士通退社 今後は恩師の元で指導現場にも


2008年北京五輪の男子4×100mリレー銀メダリストの塚原直貴氏が自身のSNSを通じ富士通を2月28日をもって退社したと発表した。

塚原氏は長野県出身で、東海大三高(現・東海大諏訪高)では3年時にインターハイ100m、200mの2冠。東海大を経て08年から富士通へ。同年の北京五輪では100mで準決勝に進出。4×100mリレーで3着に貢献した(のちに上位国のドーピング違反失格に伴い、銀メダルへ繰り上がった)。翌年には当時日本歴代5位タイとなる10秒09をマークしている。2016年シーズンで現役を引退。その後は富士通の社員として、メディアや陸上教室など、さまざまな場面で活躍していた。

3月1日付で東海大時代の恩師・高野進氏が立ち上げたアスレチックス・ジャパン株式会社へ就職したことを明かし、「今後は次世代のスプリンター育成を主軸に、これまで培った社会経験、オリンピックメダリストとして歩んできた経験を生かして、スポーツの価値を高め、社会への発信や多様な分野へ挑戦していきたい」と綴っている。

広告の下にコンテンツが続きます
2008年北京五輪の男子4×100mリレー銀メダリストの塚原直貴氏が自身のSNSを通じ富士通を2月28日をもって退社したと発表した。 塚原氏は長野県出身で、東海大三高(現・東海大諏訪高)では3年時にインターハイ100m、200mの2冠。東海大を経て08年から富士通へ。同年の北京五輪では100mで準決勝に進出。4×100mリレーで3着に貢献した(のちに上位国のドーピング違反失格に伴い、銀メダルへ繰り上がった)。翌年には当時日本歴代5位タイとなる10秒09をマークしている。2016年シーズンで現役を引退。その後は富士通の社員として、メディアや陸上教室など、さまざまな場面で活躍していた。 3月1日付で東海大時代の恩師・高野進氏が立ち上げたアスレチックス・ジャパン株式会社へ就職したことを明かし、「今後は次世代のスプリンター育成を主軸に、これまで培った社会経験、オリンピックメダリストとして歩んできた経験を生かして、スポーツの価値を高め、社会への発信や多様な分野へ挑戦していきたい」と綴っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

NEWS 大迫傑が4年9ヵ月ぶりにマラソン日本記録奪還「とんでもなくデカイ1秒」進化する驚異の34歳、自身3度目の日本新

2025.12.08

大迫傑が4年9ヵ月ぶりにマラソン日本記録奪還「とんでもなくデカイ1秒」進化する驚異の34歳、自身3度目の日本新

バレンシア・マラソンが12月7日、スペインの当地で行われ34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒の日本新記録を樹立した。2021年3月のびわ湖毎日で鈴木健吾が作った日本記録(2時間4分56秒)を1秒更新。自身3度目の […]

NEWS パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

2025.12.07

パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]

NEWS 女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

2025.12.07

女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]

NEWS 大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

2025.12.07

大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top