HOME 国内、大学

2021.02.10

日大・橋岡優輝&江島雅紀が富士通へ! 日本代表跳躍コンビがそろって名門入り
日大・橋岡優輝&江島雅紀が富士通へ! 日本代表跳躍コンビがそろって名門入り


富士通入りが決まった橋岡(中)と江島(右)。左は十種競技で住友電工に加入する丸山優真

富士通は2021年春に加入する選手を発表。日大の橋岡優輝と江島雅紀、女子100mハードルの田中佑美(立命大)ら6人の入社が決まった。

名門・日大が誇る跳躍2人が実業団でも「名門」へ――。2019年にそろってドーハ世界選手権に出場している走幅跳・橋岡優輝と棒高跳・江島雅紀が今春、富士通へ入社することが発表された。

橋岡は日本歴代2位となる8m32を持ち、ドーハでは8位入賞を果たした。U20世界選手権、ユニバーシアードで優勝するなど、次々と歴史を切り開いている。昨年は日本インカレで8m29を跳び世界ランキング3位。両親とも元日本記録保持者として知られる日本陸上界のホープで、すでに東京五輪の参加標準記録を突破している。棒高跳で日本歴代3位タイの5m71を持つ江島も、高校記録を何度も塗り替えるなど早くから活躍し、U18・20、ユニバーシアードなど国際舞台を経験してきた。19年は日本選手権初優勝を飾り、初めて世界選手権にも出場している。名門・富士通でも同期として、そろって世界へと羽ばたく。

女子100mハードルの田中は関西インカレ4連覇。学生歴代2位の13秒18のベストを持つ。また、すでに一部報道で明らかになっていた東海大で箱根駅伝1区区間2位など活躍した塩澤稀夕の加入も正式に発表。

他にも競歩の村山裕太郎(順大)、パラアスリートの兎澤朋美(日体大)も加入する。

広告の下にコンテンツが続きます
富士通入りが決まった橋岡(中)と江島(右)。左は十種競技で住友電工に加入する丸山優真 富士通は2021年春に加入する選手を発表。日大の橋岡優輝と江島雅紀、女子100mハードルの田中佑美(立命大)ら6人の入社が決まった。 名門・日大が誇る跳躍2人が実業団でも「名門」へ――。2019年にそろってドーハ世界選手権に出場している走幅跳・橋岡優輝と棒高跳・江島雅紀が今春、富士通へ入社することが発表された。 橋岡は日本歴代2位となる8m32を持ち、ドーハでは8位入賞を果たした。U20世界選手権、ユニバーシアードで優勝するなど、次々と歴史を切り開いている。昨年は日本インカレで8m29を跳び世界ランキング3位。両親とも元日本記録保持者として知られる日本陸上界のホープで、すでに東京五輪の参加標準記録を突破している。棒高跳で日本歴代3位タイの5m71を持つ江島も、高校記録を何度も塗り替えるなど早くから活躍し、U18・20、ユニバーシアードなど国際舞台を経験してきた。19年は日本選手権初優勝を飾り、初めて世界選手権にも出場している。名門・富士通でも同期として、そろって世界へと羽ばたく。 女子100mハードルの田中は関西インカレ4連覇。学生歴代2位の13秒18のベストを持つ。また、すでに一部報道で明らかになっていた東海大で箱根駅伝1区区間2位など活躍した塩澤稀夕の加入も正式に発表。 他にも競歩の村山裕太郎(順大)、パラアスリートの兎澤朋美(日体大)も加入する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.25

ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のレギュラーシリーズが終了し、スイス・チューリヒで行われるファイナルのエントリーが確定した。 女子やり投の北口榛花(JAL)は4年連続の進出。シーズンベストは64m63だが、 […]

NEWS 100m・菅野翔唯が10秒31で優勝! 女子200m・野見山寧祢、女子400m・今峰紗希もV/日韓中ジュニア交流競技会

2025.08.25

100m・菅野翔唯が10秒31で優勝! 女子200m・野見山寧祢、女子400m・今峰紗希もV/日韓中ジュニア交流競技会

◇第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25・27日/中国・内モンゴル自治区)1日目 各国の高校生世代が集う「日・韓・中ジュニア交流競技会」が行われ、男子100mは菅野翔唯(東農大二2群馬)が10秒31で優勝した。 […]

NEWS 日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」

2025.08.25

日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」

日本選手権の男子400m決勝で1着入線のあと、曲走路においてラインの内側を走行したとして失格の判定が下っていた佐藤風雅(ミズノ)の競技結果が再審議の結果、失格が取り消されて優勝となったことについて、所属先のミズノがコメン […]

NEWS 佐藤風雅の失格取り消しについて日本陸連が経緯説明「踵がラインを踏んでいる」は「踏み越えていない」再発防止へルール理解の徹底図る

2025.08.25

佐藤風雅の失格取り消しについて日本陸連が経緯説明「踵がラインを踏んでいる」は「踏み越えていない」再発防止へルール理解の徹底図る

日本陸連は8月25日、第109回日本選手権(7月4日~6日)の男子400m決勝でトップでフィニッシュした佐藤風雅(ミズノ)が失格と裁定されたことについて、ジュリーによる再審議の結果、取り消しとなったことを発表した。 その […]

NEWS 日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位

2025.08.25

日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位

日本陸連は8月25日、7月に行われた日本選手権男子400mの結果を訂正したことを発表し、佐藤風雅(ミズノ)が45秒28で優勝、今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で2位となった。 実際のレースでも、速報では上記の結果が出 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top