HOME ニュース、国内

2020.12.20

【長距離】東京五輪代表対決は一山麻緒に軍配/山陽女子ロードレース
【長距離】東京五輪代表対決は一山麻緒に軍配/山陽女子ロードレース

第39回山陽女子ロードレースは12月20日、岡山市の岡山県総合グラウンド陸上競技場をスタート・フィニッシュとするコースで行われ、ハーフマラソンは東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)が激突。序盤から外国勢にただ1人食らいつく積極的なレースを展開した一山が、1時間10分17秒で日本人トップの3位に入った。優勝はゼイトナ・フーサン(デンソー)で1時間9分24秒、2位は4秒差でキプケモイ・ジョアン(九電工)。前田は1時間10分39秒で9位だった。

ハーフの部は午前10時にスタート。一山は11月22日の全日本実業団対抗女子駅伝で最長10.9kmの3区を区間3位(34分38秒)、2週間後の日本選手権10000mでは31分11秒56(日本歴代6位)で2位と、レース続きの中での出場。タイムは伸び悩んだが、きっちりと結果を残した。

一方の前田は、全日本実業団女子駅伝は同じ3区ながら区間8位どまり。1ヵ月のスパンで臨んだレース。序盤から第2集団でレースを進め、最後までまとめる走りだった。

一山、前田はともに1月末の大阪国際女子マラソン出場の意向を示している。東京五輪ではともに世界と戦う仲間だが、個人としてはライバル。本番を見据え、国内レースで互いに磨き合う。

◆ハーフマラソンの部上位結果
1)ゼイトナ・フーサン(デンソー) 1.09.24
2)キプケモイ・ジョアン(九電工) 1.09.28
3)一山麻緒(ワコール) 1.10.17
4)原田紋里(第一生命グループ) 1.10.21
5)小笠原朱里(デンソー) 1.10.25
6)和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント) 1.10.26
7)安藤友香(ワコール) 1.10.28
8)阿部有香里(しまむら) 1.10.29
9)前田穂南(天満屋) 1.10.39
10)中尾有梨沙(メモリード) 1.10.40

広告の下にコンテンツが続きます
第39回山陽女子ロードレースは12月20日、岡山市の岡山県総合グラウンド陸上競技場をスタート・フィニッシュとするコースで行われ、ハーフマラソンは東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)が激突。序盤から外国勢にただ1人食らいつく積極的なレースを展開した一山が、1時間10分17秒で日本人トップの3位に入った。優勝はゼイトナ・フーサン(デンソー)で1時間9分24秒、2位は4秒差でキプケモイ・ジョアン(九電工)。前田は1時間10分39秒で9位だった。 ハーフの部は午前10時にスタート。一山は11月22日の全日本実業団対抗女子駅伝で最長10.9kmの3区を区間3位(34分38秒)、2週間後の日本選手権10000mでは31分11秒56(日本歴代6位)で2位と、レース続きの中での出場。タイムは伸び悩んだが、きっちりと結果を残した。 一方の前田は、全日本実業団女子駅伝は同じ3区ながら区間8位どまり。1ヵ月のスパンで臨んだレース。序盤から第2集団でレースを進め、最後までまとめる走りだった。 一山、前田はともに1月末の大阪国際女子マラソン出場の意向を示している。東京五輪ではともに世界と戦う仲間だが、個人としてはライバル。本番を見据え、国内レースで互いに磨き合う。 ◆ハーフマラソンの部上位結果 1)ゼイトナ・フーサン(デンソー) 1.09.24 2)キプケモイ・ジョアン(九電工) 1.09.28 3)一山麻緒(ワコール) 1.10.17 4)原田紋里(第一生命グループ) 1.10.21 5)小笠原朱里(デンソー) 1.10.25 6)和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント) 1.10.26 7)安藤友香(ワコール) 1.10.28 8)阿部有香里(しまむら) 1.10.29 9)前田穂南(天満屋) 1.10.39 10)中尾有梨沙(メモリード) 1.10.40

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

NEWS アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top