2026.03.06
◇名古屋ウィメンズマラソン2026(3月8日/愛知・バンテリンドーム ナゴヤ発着)
アジア大会代表選考会を兼ねたMGCシリーズG1の名古屋ウィメンズマラソンを2日後に控え、名古屋市内で招待選手が会見に登壇した。
前回、この名古屋で初マラソンだった五島莉乃(資生堂)は2度目の挑戦。だが、15km過ぎに先頭集団から遅れ、2時間26分08秒で10位となり「苦しかった」と涙を浮かべた。マラソン練習の後半に左脚を痛めていたことを空かし、「本番まであまり思うような練習をできない状態で迎えてしまった」と振り返る。
パリ五輪10000m代表とトラックでの実績は申し分なし。2度目のマラソンに向けて「一つひとつ丁寧に、自分の身体の状態を把握して練習を積んできました」と、今回はアクシデントなくこなしたようだ。
自他共に認める強みは「気持ちがこもった走り」。トラックでも駅伝でも、積極果敢なレースが信条だ。マラソンをする以上は「日本記録(2時間18分59秒/前田穂南)は目標にしたい」と力を込める。
日曜日は「一緒に走る強い選手の力を借りて、レースを楽しんで最後まで力を出し切りたい。成長した走りを見せて、アジア大会、MGC、ロス五輪につながるように」と意気込みを語った。
パリ五輪5000m代表とこちらもトラックの力がある樺沢和佳奈(三井住友海上)が、名古屋で初マラソンを迎える。2日後に控え「ワクワクも不安も入り交じっている」とはにかむ。
本格的なマラソン練習をスタートし、1月の都道府県対校女子駅伝の段階では「まだ苦しさはない」と適性をのぞかせていた。2月の全日本実業団ハーフマラソンでは大雪というコンディションのなか1時間9分20秒で優勝している。
「すべてが初めてで、まずは42kmに耐えられる脚作りから入って、2ヵ月半ほどマラソン練習をしてきました」と樺沢。長い距離の練習に「2、3回目までは適応できなかったのですが、だんだんと適応できた」とし、この2ヵ月半では「スピードを封印して距離を踏んできました」。
中学時代から1500mでそのスピードを生かし、5000mで15分18秒76を持つが、「単発的なスピードがマラソンでどれだけ必要かわからないので、新たな強みを見つけたい」ともいう。
2時間20分を切るペース設定の第1集団を見据え「3分20秒(1km)くらいで推移すると思います。そのペースで練習してきたのでいけるところまで集団で行きたい」と樺沢。まずは「自分の走りをして楽しみながら、MGC獲得を目指します」と語った。
名古屋ウィメンズマラソンは3月8日に行われ、9時10分にスタート。フジテレビ系で中継される。
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