焼津みなとマラソン実行委員会や関東学連などは1月20日、静岡・焼津市役所で記者会見を開き、4月5日の焼津みなとマラソン・大学対抗ペアマラソンと関東インカレのハーフマラソンを併催すると発表した。
会見には、焼津みなとマラソン大会会長の中野弘道・焼津市長、関東学連の植田恭史会長、日隈広至専務理事ら計6人が出席した。
焼津みなとマラソンと関東インカレを併催することについて、植田会長は「これまで関東の大学がペアマラソンに多数参加してきました」と背景を説明。例年、5月の中旬~下旬に開かれる関東インカレでは早朝スタートにも、気温が30度を超えることもあり、「脱水症状や救急搬送者が何名も出ていました」と、暑熱対策の必要性を挙げた。
また、「4月から6月はインカレやグランプリなど大会日程が非常に過密になっている」と指摘。「5月よりも、もう少し早い時期にという希望がありました。駅伝対策委員会で協議した際に、いの一番に挙がったのがこの大会でした」と明かした。
開催地が関東以外の地域となる点については、「なぜ東海地区で行うのかという意見もありました」としつつ、「本当に良い場所でこういうレースがある。昨年からテレビ放映も始まったので、走る選手のモチベーション向上にもなると思います」と強調する。
レースは男子1部・2部で実施され、各校最大3名が出場して1位8点から8位1点まで1点刻みで与えられる対校得点も従来通り。今年は5月21日~24日に栃木県のカンセキスタジアムとちぎで開かれるトラック&フィールド種目と合算した総合得点で学校対校を争う。従来のペアマラソンとしての順位も付くが、1名しか出場しない大学はその対象とはならない。
さらに、例年は1部と2部でスタート時間を分けて実施していたが、今回は9時55分に同時にスタートする。日隈専務理事は「留学生や学生トップレベルの選手もいる。関東のチャンピオンを決めるという意味では、非常に今までと違った有意義なレースになると思っています」と期待を寄せた。
中野市長は「大学ペアマラソンは『潮風に箱根を感じて』というキャッチフレーズで、関東の大学を中心にハイレベルな展開をした大会です」と説明。「歴史と伝統のある関東学連様と国内最高峰の学生ランナーによる熱い戦いを本当に期待していますし、市民の皆様も走りを間近に見られるということで非常に期待していると確信しています」と挨拶した。
植田会長は「レース後にさまざまな意見が出ると思う」と前置きした上で、「この形で対校戦も加えてやらせてもらえることはありがたい。個人的には、(来年度以降も併催を)続けていきたい」と展望を語る。
関東インカレは1919年から始まり、100年以上の歴史を持つ大会。例年5月中旬から下旬にかけて4日間で開催されている。今回はハーフマラソンのみ先行しての実施となる。
4月5日9時55分にスタート。共催の静岡第一テレビと、CS放送の「日テレジータス」での中継が予定されている。
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