HOME
駅伝
2025.11.15
関大が56年ぶりV! 6区・嶋田匠海の区間新で逆転 2位関学大、3位大経大 オープン参加の青学大も好走/丹後大学駅伝
◇丹後大学駅伝/第87回関西学生駅伝(11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも競技場着8区間74.7km)
11月15日、関西学生駅伝が行われ、関大が3時間45分55秒で56年ぶり12回目の優勝を飾った。
関大は1区(9.9km)の岡村和真(3年)がトップと19秒差の3位でスタートを切ると、エース区間の2区(11.8km)で秋山翔太朗が関学大にかわされたものの、大教大と京産大を抜いて2位に浮上。3区から5区までは3連覇を目指す京産大や関学大との三つ巴の争いを展開する。
6区(6.3km)の嶋田匠海(4年)は1位・京産大から28秒差の3位でタスキを受け取ると、序盤で関学大を抜き、さらに終盤にも京産大をかわして一気に首位へ躍り出た。嶋田は18分37秒の区間新で、2位に10秒差をつける好走となった。
7区の谷村恒晟(4年)、8区の平野圭人(3年)もそれぞれ区間2位にまとめてリードを拡大。1969年以来の関西学生駅伝王者に返り咲いた。
主将も務めた谷村は「うれしい気持ちでいっぱいです。この1年、丹後で優勝することだけを考えて練習をしてきました。自分自身は思うように練習できなかった時期もありましたが、チームメイトが支えてくれて優勝できたので、みんなに感謝したいです」と喜びの声を語った。
2区で山下慶馬(3年)が区間賞を獲得した関学大が3時間47分32秒で2位。7区、8区の連続区間賞で順位を上げた大経大が2013年以来となる3位と健闘した。
以下、京産大、立命大と続き、チーム最高順位の6位でフィニッシュした摂南大が大学初のシード権を獲得。京大、神戸大、龍谷大、同大と上位10位までが来年の大会の出場権を手にしている。
また、今大会の結果により、関大は26年10月の出雲駅伝の出場権も獲得した。
3年連続でオープン参加となった青学大は、下級生主体のメンバーで出場。8区間中、4区間で区間賞相当となり、総合でも3時間44分41秒とトップを上回るタイムでフィニッシュした。
【動画】関大が56年ぶりの栄冠!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
出身市町村別エントリー人数 クリック&スワイプで拡大 ■6人 福岡県福岡市 桜井優我(城西大4)、柴戸遼太(帝京大4)、馬場賢人(立大4)、山上勇希(日体大2)、松田祐真(青学大1)、辻誉(中大1) ■5人 神奈 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳