2025.11.03
全国高校駅伝の出場権を懸けた岡山県高校駅伝が11月2日、井原市の井原運動公園陸上競技場発着コースで行われ、昨年同様に倉敷が男女Vを飾った。男子(7区間42.195km)は2時間4分55秒で48年連続48回目、女子(5区間21.0975km)は1時間9分12秒で2年連続2度目の優勝を達成した。
女子は、トップと28秒差でタスキを受けた2区の友宗沙彩(3年)が一気にひっくり返し、首位に立ち、1分39秒ものリードを築く。続く3区(3km)では4月の金栗記念5000mで高校国内国際最高記録(15分00秒92)をマークしたジャネット・ジェプコエチ(3年)が区間新記録の8分52秒で2位との差を3分50秒まで広げた。
大量リードしながらも、4区の南光彩那(3年)と5区を務めたインターハイ3000m9位の南條愛歩(3年)は、後続との差をさらに拡大。2区以降の4人は区間賞を獲得し、2年連続3回目の都大路出場を決めた。
2位は1時間16分16秒で興譲館が入り、3位は1時間19分09秒で岡山操山。なお、1区(6km)では津山のドルーリー朱瑛里(3年)が19分16秒の好タイムで区間賞を手にした。
男子は、1区(10km)の首藤海翔(3年)が2位と1分17秒差をつける29分49秒で1位中継。3区(8.1075km)の山下陽音(2年)が23分49秒、4区(8.0875km)の北村蓮(2年)が24分27秒と好走し、4区終了時で2位との差を5分56秒とした。
また、5区(3km)ではキプロブ・ケンボイ(2年)が自身の区間記録を20秒更新する7分51秒で走破。リードを6分40秒とすると、6区の千谷虹陽(2年)、7区の桒田旬斗(3年)もその差を拡大。首藤以外にも3区以降の5人が区間賞を獲得し、48年連続48回目の全国切符を手にした。
2位は終始順位を守った玉野光南が2時間13分36秒で入った。3位は2時間14分32秒で岡山商大附。2区(3km)でピーター・ムトゥリ(3年)が8分34秒で区間賞に輝いた。
全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.03
-
2025.11.03
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.11.02
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.03
今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた愛媛県高校駅伝が11月2日、西条市の西条ひうち高校駅伝特設コースで行われ、今治北が初の男女優勝を遂げた。女子(5区間21.0975km)は1時間14分13秒で初V。男子(7区間42.195km […]
2025.11.03
マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」
男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が「キプチョゲ・ワールドツアー」と銘打ち、今後2年間で七大陸を巡り、マラソンに参加する計画を発表した。11月2日のニューヨークシティマラソンがエリートレースへの最後の出場となり […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望