◇U20東アジア選手権(9月27日~28日/中国・香港)
U20東アジア選手権が行われ、男子100mは清水空跳(星稜高2石川)が10秒30(+0.2)で銀メダル、西岡尚輝(筑波大)は10秒33で銅メダルを獲得した。
清水は予選を組1着、セカンドベストの10秒14(+1.4)で通過。決勝でも鮮やかな加速から抜け出す。終盤、中国選手の追い上げを受け、フィニッシュ間際で逆転を許したが、国際舞台で力を示した。
9月21日まで行われていた東京世界陸上では4×100mリレーメンバーとして代表入り。本番の出場はかなわなかったが、代表チームでトップ選手たちと生活、トレーニングをともにし、貴重な経験を積んだ。
7月末のインターハイでは高校新記録の10秒00で優勝を飾った16歳。東アジアの頂点にはあと一歩届かなかったが、次なるステップへの確かな一歩を刻んだ。
西岡も予選を組2着で通過すると、決勝ではメダル争いに競り勝った。昨年はインターハイ、U20日本選手権、国体の高校3冠を達成。大学生となった今季は、ここまで思うような走りができないレースが続いていたが、改めて存在感を示した。
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