2020.12.01
鹿児島県大崎町の「大崎町陸上競技の聖地創り実行委員会」は、昨年4月に完成した日本初の陸上競技特化型トレーニング施設「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅(JATCO)」で、来年2月28日に室内競技会「2021 Japan Athlete Games in Osaki」を開催する。この大会は日本トップアスリートを招聘する予定で、大会の一般出場選手の募集を12月1日に開始すると同時に、クラウドファンディングもスタートさせた。
本来、2020年に国体が予定されていた鹿児島だったが、新型コロナウイルスの影響により今年の開催を断念せざるを得なくなった。今大会の目的として、「鹿児島県の未来に羽ばたく学生選手らにトップアスリートと共に競技をする場を提供し、鹿児島県の陸上競技の発展や普及を目指す」と地元選手たちの励みとなるように企画。さらに、「コロナ禍でも実施可能な陸上競技大会を、国内トップクラスの競技環境で開催し、全国の陸上アスリートに練習の成果を発揮する場を提供する」「本町の陸上競技の聖地化を目指したまちづくりの新たな展開として、スポーツを通した交流人口・関係人口の創出をさらに加速させる」という狙いもある。
ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅は室内練習場をはじめ、国内随一の施設を誇り、国内トップ選手が合宿などを行っている。また、東京2020大会のホストタウンとして海外チームの合宿受け入れも予定されているという。
実施種目は男女100m、110m(100m)ハードル、走幅跳、棒高跳(男子のみ)、パラ種目などが実施予定。日本代表クラスの選手たちに加え、招待選手、一般参加者、高校生など最大120名程度となる見込み。大会は無観客でライブ配信を予定。大会アンバサダーは、十種競技の右代啓祐(国士舘クラブ)、中村明彦(スズキAC)、パラ走幅跳・100mの山本篤(新日本住設)が務める。
12月1日に出場選手募集が開始し、1月22日で締め切り。2月初旬に参加選手が確定する。大会詳細、クラウドファンディングはホームページで。
大会が行われるジャパンアスリートトレーニングセンター大隅とキービジュアル

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