◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目
東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩で勝木隼人(自衛隊体育学校)が日本勢大会最初のメダルとなる銅メダルを獲得した。
レース後、日本陸連強化委員会の谷井孝行ディレクターが会見に登壇。「最初は気温も高くなかったですが、ウォーミングアップ時点で湿度が80%という蒸し暑さ。フィニッシュが近づくにつれて気温も上がる非常に過酷で難しい状況だった」と言う。
そうしたなかで「メダルを取ってくれた勝木選手は、メダル、入賞圏内で集団を絞りながら、メダルを確実に取れるような素晴らしい展開で、レースを作ってくれました。特に暑さ対策が取れていたのが結果につながった」と評価する。
谷井ディレクター自身も15年北京大会で銅メダル、川野将虎(旭化成)が2大会連続メダルを手にしているなど、日本男子のロング競歩は結果を出してきただけに「自国開催でプレッシャーもあったと思います。しっかり頑張ってくれました」と語った。
なお、フィニッシュ後にケイレンを起こして車イスで運ばれた川野や、女子で医務室に行った渕瀬真寿美(建装工業)らの状況について「脱水症状だと思われます。まだ会えていない選手もいますが、医務室でアイスバスに入るなど、早急な対応をしていただいて問題ない状態でいると聞いています」と関係者のケアに感謝した。
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