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2025.06.01

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100mH・田中佑美が3位 アジア選手権から帰国直後のレースで12秒89w「今日はわかりやすく負けた」/布勢スプリント
100mH・田中佑美が3位 アジア選手権から帰国直後のレースで12秒89w「今日はわかりやすく負けた」/布勢スプリント

布勢スプリント女子100mHで3位だった田中佑美

◇布勢スプリント2025(6月1日/鳥取・ヤマタスポーツパーク競技場)

日本グランプリシリーズの布勢スプリント2025が行われ、女子100mハードルA決勝は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒85(+3.0)で優勝した。

12秒88で2位に清山ちさと(いちご)に次ぎ、12秒89で3位だった田中佑美(富士通)は「今日はわかりやすく負けました。久々に明日香さんの隣のレーンでしたが、存在感を感じました」と振り返る。

5月30日にアジア選手権(韓国・クミ)から帰国したばかり。5月28日の予選は全体のトップタイム、大会新の12秒89(+1.8)をマークしたが、翌日の決勝は「ハードルをぶつけまくって」13秒07で銀メダルだった。そこから中1日で強行出場した今大会の決勝も、後半「スピードが上がっているところでハードルにぶつけてしまいました」。

それでも、「速いタイムが出る速度を経験できたので、参加できて良かった」とうなずく。

「(東京世界選手権の参加)標準を突破して日本選手権に行きたいというのがあって、自分を追い詰めていた」と振り返る田中。アジア選手権、今大会とハードルにぶつける場面が増えたこともあり、「やっぱり、(これまでのように)今よりも0.1秒でも速いタイムを出していくレースをすることが自分にはあっているとわかりました」。

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7月の日本選手権、9月の東京世界選手権に向けて、「一本一本を大事にレースをしたい」と気持ちを引き締めていた。

◇布勢スプリント2025(6月1日/鳥取・ヤマタスポーツパーク競技場) 日本グランプリシリーズの布勢スプリント2025が行われ、女子100mハードルA決勝は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒85(+3.0)で優勝した。 12秒88で2位に清山ちさと(いちご)に次ぎ、12秒89で3位だった田中佑美(富士通)は「今日はわかりやすく負けました。久々に明日香さんの隣のレーンでしたが、存在感を感じました」と振り返る。 5月30日にアジア選手権(韓国・クミ)から帰国したばかり。5月28日の予選は全体のトップタイム、大会新の12秒89(+1.8)をマークしたが、翌日の決勝は「ハードルをぶつけまくって」13秒07で銀メダルだった。そこから中1日で強行出場した今大会の決勝も、後半「スピードが上がっているところでハードルにぶつけてしまいました」。 それでも、「速いタイムが出る速度を経験できたので、参加できて良かった」とうなずく。 「(東京世界選手権の参加)標準を突破して日本選手権に行きたいというのがあって、自分を追い詰めていた」と振り返る田中。アジア選手権、今大会とハードルにぶつける場面が増えたこともあり、「やっぱり、(これまでのように)今よりも0.1秒でも速いタイムを出していくレースをすることが自分にはあっているとわかりました」。 7月の日本選手権、9月の東京世界選手権に向けて、「一本一本を大事にレースをしたい」と気持ちを引き締めていた。

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