HOME 国内、大学

2025.05.09

100m2位・関口裕太、3位・大石凌功は追い風参考で10秒0台 「背中近くなった」「まだ力の差」/関東IC
100m2位・関口裕太、3位・大石凌功は追い風参考で10秒0台 「背中近くなった」「まだ力の差」/関東IC

25年関東インカレ男子1部100mで2位に入った関口裕太

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)2日目

学校対抗の第104回関東インカレの2日目が行われ、男子1部100mは栁田大輝(東洋大)が9秒95(+4.5)で2年ぶり3度目の優勝を飾った。関口裕太(早大)が10秒02で2位、大石凌功(東洋大)が10秒04で3位だった。

追い風参考ながら栁田の9秒95が注目されたレースで、2位の関口と3位の大石も好記録をマークしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の日本学生個人選手権に続いて、同じレースで栁田の9秒台を体感した関口は「去年と比べると背中が近くなったというか、自分もステップアップして良い記録につながっています」と手応えを得た様子だった。

今年2月にハムストリングスを肉離れし、3月の沖縄合宿でようやく走れるようになった状態。そこから約2ヵ月でここまで立て直し、「追い参でしたが、ちゃんと走れば見えてくる記録だと思います」と語った。

一方、栁田が決勝を棄権した学生個人で優勝していた大石は「まだ力の差があると感じました。決勝の雰囲気と栁田さんがいることが重なり、思い通りリラックスして走れませんでした」と受け止めた。

広告の下にコンテンツが続きます

先輩が走った9秒台のスピード感には「出すためにはもう少しスタートで前にでないといけません。しかし、後半は詰まっている感覚がありました」。それ以上に「自信があったのに負けた。もう腰頑張らないといけないと感じたレースでした」と悔しさをにじませた。

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)2日目 学校対抗の第104回関東インカレの2日目が行われ、男子1部100mは栁田大輝(東洋大)が9秒95(+4.5)で2年ぶり3度目の優勝を飾った。関口裕太(早大)が10秒02で2位、大石凌功(東洋大)が10秒04で3位だった。 追い風参考ながら栁田の9秒95が注目されたレースで、2位の関口と3位の大石も好記録をマークしていた。 昨年の日本学生個人選手権に続いて、同じレースで栁田の9秒台を体感した関口は「去年と比べると背中が近くなったというか、自分もステップアップして良い記録につながっています」と手応えを得た様子だった。 今年2月にハムストリングスを肉離れし、3月の沖縄合宿でようやく走れるようになった状態。そこから約2ヵ月でここまで立て直し、「追い参でしたが、ちゃんと走れば見えてくる記録だと思います」と語った。 一方、栁田が決勝を棄権した学生個人で優勝していた大石は「まだ力の差があると感じました。決勝の雰囲気と栁田さんがいることが重なり、思い通りリラックスして走れませんでした」と受け止めた。 先輩が走った9秒台のスピード感には「出すためにはもう少しスタートで前にでないといけません。しかし、後半は詰まっている感覚がありました」。それ以上に「自信があったのに負けた。もう腰頑張らないといけないと感じたレースでした」と悔しさをにじませた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top