HOME 海外

2025.05.09

ナイジェリアとドミニカ共和国が欠場か 中国大使館が入国ビザ発行を拒否/世界リレー
ナイジェリアとドミニカ共和国が欠場か 中国大使館が入国ビザ発行を拒否/世界リレー

5月10日に中国・広州で開幕する世界リレーに出場を予定していたナイジェリアとドミニカ共和国が欠場する可能性があると海外メディアで報じられている。中国大使館が出場選手に対してビザを発行しなかったことが理由としている。

世界リレーは2014年にリレーの世界一を決める大会としてスタート。19年の第4回大会は横浜で開催された。10日に始まる大会には43の国と地域から700人以上がエントリーし、すでに日本をはじめ米国、ジャマイカなど各国の選手が中国で調整を続けている。

しかし、8日にナイジェリア陸連の関係者が、出場を予定していた女子100mハードル世界記録保持者のT.アムサンや男子4×100mリレーのF.アッシュなどに対して、中国からのビザが許可されず入国できていない状況であると説明。いずれの選手も米国を拠点に活動している選手だけが対象となったという。

広告の下にコンテンツが続きます

同様の理由でドミニカ共和国の選手たちも中国への入国が許可されておらず、欠場する見込みであると同国陸連の関係者が明かしている。

ナイジェリアは男女ともにリレーの世界大会常連で、昨年の世界リレーでは男子4×400mリレーが8位入賞を果たしている。

世界リレーは今年9月の東京世界選手権の出場枠選考を兼ねており、上位14チームに出場資格が与えられる。ナイジェリア陸連は中国当局にビザ発行を働きかけるとともに、欠場を余儀なくされた場合は無条件で世界選手権に出場できるようにすることを求めていくとしている。

5月10日に中国・広州で開幕する世界リレーに出場を予定していたナイジェリアとドミニカ共和国が欠場する可能性があると海外メディアで報じられている。中国大使館が出場選手に対してビザを発行しなかったことが理由としている。 世界リレーは2014年にリレーの世界一を決める大会としてスタート。19年の第4回大会は横浜で開催された。10日に始まる大会には43の国と地域から700人以上がエントリーし、すでに日本をはじめ米国、ジャマイカなど各国の選手が中国で調整を続けている。 しかし、8日にナイジェリア陸連の関係者が、出場を予定していた女子100mハードル世界記録保持者のT.アムサンや男子4×100mリレーのF.アッシュなどに対して、中国からのビザが許可されず入国できていない状況であると説明。いずれの選手も米国を拠点に活動している選手だけが対象となったという。 同様の理由でドミニカ共和国の選手たちも中国への入国が許可されておらず、欠場する見込みであると同国陸連の関係者が明かしている。 ナイジェリアは男女ともにリレーの世界大会常連で、昨年の世界リレーでは男子4×400mリレーが8位入賞を果たしている。 世界リレーは今年9月の東京世界選手権の出場枠選考を兼ねており、上位14チームに出場資格が与えられる。ナイジェリア陸連は中国当局にビザ発行を働きかけるとともに、欠場を余儀なくされた場合は無条件で世界選手権に出場できるようにすることを求めていくとしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top