2025.05.04
◇静岡国際(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズの静岡国際が行われた。
9月の東京世界選手権に向けて有力選手が多数出場。男子200mはパリ五輪代表の鵜澤飛羽(JAL)が快走した。予選で東京世界選手権の参加標準記録(20秒16)を突破する日本歴代4位タイの20秒13(+0.8)をマーク。決勝ではわずかに追い風参考となったが20秒05(+2.1)の好記録だった。
男子100mは桐生祥秀(日本生命)が10秒29(-1.1)で優勝。笑顔がこぼれた。男子400mは平川慧(東洋大)が45秒28(学生歴代5位)の好記録で制している。
女子400mはフロレス・アリエ(日体大)が優勝。現在、日本国籍取得申請中のため日本新とはならないが、日本記録(51秒75)を上回る51秒71を叩き出した。2位の松本奈菜子(東邦銀行)も52秒14の自己新で、静岡出身2人がワンツーをして会場を沸かせた。
男子800mは日本記録保持者の落合晃(駒大)がセカンドベストとなる1分45秒16で優勝。また、女子800mも日本記録を持つ久保凛(東大阪大敬愛高)が2分00秒28で制した。前回もこの大会で激走した2人のホープが、今回もそろって自己2番目という好記録だった。
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