HOME 国内

2025.04.12

森田佳祐が1500m優勝「今年は日本記録更新したい」後輩・三浦龍司からも刺激/金栗記念
森田佳祐が1500m優勝「今年は日本記録更新したい」後輩・三浦龍司からも刺激/金栗記念

金栗記念男子1500mで優勝した森田佳祐

◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)

日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、男子1500mは森田佳祐(SUBARU)が3分38秒35で優勝した。

これまで至近4年間の日本選手権は4位、3位、3位、2位。「自分の中で定着しているのがコンプレックスだった。どうすれば勝てるんだろう」。

ただ、今年に入り「すごく良い練習もできていた」と自信を持ってスタートラインに立った。前半から楽にスピードを出せるようになったといい、ラストもしっかりライバルたちを抑えた。

「今年はな何としても日本記録(3分35秒42)を更新したいという思いがあります」。チームの後輩には3000m障害日本記録保持者の三浦龍司がおり、普段のポイント練習は一緒にしないものの、「試合のアプローチや、レース後の感想などディスカッションして刺激を受けています」。

自己記録は22年に出した3分37秒36だが、ここ2年のシーズンベスト(3分38秒75)を初戦から切ってくるあたりに好調さが見える。「織田記念(4月29日)に出て、その後は練習をしっかり積んで記録を狙っていければ」と照準を合わせていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム) 日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、男子1500mは森田佳祐(SUBARU)が3分38秒35で優勝した。 これまで至近4年間の日本選手権は4位、3位、3位、2位。「自分の中で定着しているのがコンプレックスだった。どうすれば勝てるんだろう」。 ただ、今年に入り「すごく良い練習もできていた」と自信を持ってスタートラインに立った。前半から楽にスピードを出せるようになったといい、ラストもしっかりライバルたちを抑えた。 「今年はな何としても日本記録(3分35秒42)を更新したいという思いがあります」。チームの後輩には3000m障害日本記録保持者の三浦龍司がおり、普段のポイント練習は一緒にしないものの、「試合のアプローチや、レース後の感想などディスカッションして刺激を受けています」。 自己記録は22年に出した3分37秒36だが、ここ2年のシーズンベスト(3分38秒75)を初戦から切ってくるあたりに好調さが見える。「織田記念(4月29日)に出て、その後は練習をしっかり積んで記録を狙っていければ」と照準を合わせていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.14

泉谷駿介がセイコーGGP走幅跳に急遽参戦! 女子走高跳・髙橋渚、やり投・斉藤真理菜らもエントリー

5月14日、日本陸連はセイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/国立競技場)の出場選手第15弾として男女フィールドの23人を発表した。 男子110mハードルに出場を予定していた泉谷駿介(住友電工)が、エントリー種 […]

NEWS O2Room®はどうして多くの方から支持されるのか 「安心・安全」をモットーとして確かな製品を追求する日本気圧バルク工業
PR

2025.05.14

O2Room®はどうして多くの方から支持されるのか 「安心・安全」をモットーとして確かな製品を追求する日本気圧バルク工業

酸素に関わる製品の販売を始めて30年、部屋型の〝酸素ルーム〟を世界で真っ先に開発して業界をリード 私たちは「1気圧、酸素濃度20.9%」(平地)という環境の中で暮らしている。気圧を上げれば空気が凝縮されて、酸素濃度も上が […]

NEWS 石原南菜100mH県高校新&走幅跳大会新 石橋リレー2冠 全中Vのルーキー加藤未来が七種制覇/IH栃木県大会

2025.05.14

石原南菜100mH県高校新&走幅跳大会新 石橋リレー2冠 全中Vのルーキー加藤未来が七種制覇/IH栃木県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 栃木県大会は5月9日から12日の4日間、カンセキスタジアムとちぎで行われた。 女子では昨年インターハ […]

NEWS 菅野翔唯100m10秒45で24年ぶり大会新!成澤柚日が走幅跳、三段跳、4×100mRの3冠/IH群馬県大会

2025.05.14

菅野翔唯100m10秒45で24年ぶり大会新!成澤柚日が走幅跳、三段跳、4×100mRの3冠/IH群馬県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。群馬県大会は5月9日から12日の4日間、正田醤油スタジアム群馬で行われた。 男子100mでは、昨年のU […]

NEWS 月刊陸上競技2025年6月号

2025.05.13

月刊陸上競技2025年6月号

Contents Road to TOKYO Diamond League JAPANの挑戦 村竹ラシッド、三浦龍司が 初戦で世界陸上内定052 女王、始動 北口榛花は初戦4位 Re:Tokyo25 村竹ラシッド(JAL […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析

page top