新年度最初の週末となった4月5日、6日には日本各地で記録会が開催された。
女子800m日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3)は、5日に大阪高校第3、4地区記録会女子1500mに出場し、4分18秒66をマーク。さらに6日の大阪記録会では800mで2分03秒87で高校最終学年のスタートを切った。
800mでは1周目を60秒で入ると、2周目も独走のなかで63秒台でまとめた。自身の持つ日本記録の1分59秒93には及ばないが、1年前のこの時期は2分05秒台が自己ベストであり、ベースアップしていることを示した。
新潟市のビッグスワンでは第55回北陸実業団選手権が開催され、大会初日となった5日には、男子走高跳で世界室内入賞の長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が2m16で貫禄勝ち。女子投てきでは郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が砲丸投15m31、円盤投54m14で2種目を制している。
2日目にはパリ五輪代表の青木益未(七十七銀行)が女子100mハードルで13秒11(-0.3)でトップタイム。男子110mハードルは同じく五輪代表の高山峻野(ゼンリン)が13秒95(-0.4)をマークした。
6日の中大記録会には飯塚翔太(ミズノ)が100mに登場。今季初の100mだったが、10秒53(+0.3)で走っている。
このほか、関西では6日に京都インカレが行われ、女子やり投日本インカレ3位の篠田佳奈(京大院)が57m11の大会新でV。同100mハードルも福井有香(立命大)が13秒42(+0.3)と自身の持つ大会記録を0.27秒更新して制した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.11
タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル
東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025