HOME 国内、大学

2025.04.01

女子走幅跳前日本記録保持者・井村久美子さんが夫・俊雄氏とともに青学大短距離ブロック特別アドバイザリーコーチ就任!
女子走幅跳前日本記録保持者・井村久美子さんが夫・俊雄氏とともに青学大短距離ブロック特別アドバイザリーコーチ就任!

井村久美子さん(イムラアスリートアカデミー提供)

青学大陸上競技部短距離ブロックは4月1日、女子走幅跳前日本記録保持者の井村久美子さんと夫・井村俊雄氏がスペシャルアドバイザリーコーチに就任することを発表した。

井村さんは1981年生まれの44歳。山形県酒田市で陸上一家に生まれ、走幅跳で全国小学生交流優勝、全中3連覇、6m19の中学記録樹立(当時)など“天才少女”と謳われた。

日大山形高から仙台育英高へ進んだ高校時代は苦しい時間が多かったものの国体で優勝を経て、福島大に進学後に再躍進。2年時の世界ジュニア選手権では6m43の当時ジュニア日本新で銅メダルを獲得すると、翌年は6m78の学生新記録を樹立し、エドモントン世界選手権では初出場ながら予選突破(決勝11位)を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

その後、世界選手権には07年大阪大会まで3大会連続代表入りし、08年北京五輪にも出場した。06年には当時日本新記録の6m86をマークし、アジア大会で金メダルに輝く。サブ種目の100mハードルでも13秒0台を何度も記録した。08年の北京五輪後に結婚。2013年に現役を引退し、2013年に夫・俊雄氏とともに「イムラアスリートアカデミー」を設立し、子供から大人までアスリーtの指導に従事している。

俊雄氏は1982年生まれの42歳。専門は棒高跳で、兵庫・明石商高時代にインターハイ2連覇、2年時には世界ユース選手権4位、3年時には世界ジュニア選手権で5位に入賞している。筑波大でも3年時に日本インカレを制した。

大学卒業後は6年の社会人生活を経て、指導の世界へ。2013年に「イムラアスリートアカデミー」を設立後は、体操選手、レーサーなど競技を問わず幅広くサポート。2015年夏に単身渡米し、アメリカ陸連公認コーチ資格を取得したほか、世界陸連公認レベルIコーチ資格も持つ。

井村さんは走幅跳を中心に選手をサポート、俊雄氏は陸上競技部のマネジメントや社会貢献活動の企画から運営を中心に進めていくという。

※経歴に誤りがありましたので修正しました。

青学大陸上競技部短距離ブロックは4月1日、女子走幅跳前日本記録保持者の井村久美子さんと夫・井村俊雄氏がスペシャルアドバイザリーコーチに就任することを発表した。 井村さんは1981年生まれの44歳。山形県酒田市で陸上一家に生まれ、走幅跳で全国小学生交流優勝、全中3連覇、6m19の中学記録樹立(当時)など“天才少女”と謳われた。 日大山形高から仙台育英高へ進んだ高校時代は苦しい時間が多かったものの国体で優勝を経て、福島大に進学後に再躍進。2年時の世界ジュニア選手権では6m43の当時ジュニア日本新で銅メダルを獲得すると、翌年は6m78の学生新記録を樹立し、エドモントン世界選手権では初出場ながら予選突破(決勝11位)を果たした。 その後、世界選手権には07年大阪大会まで3大会連続代表入りし、08年北京五輪にも出場した。06年には当時日本新記録の6m86をマークし、アジア大会で金メダルに輝く。サブ種目の100mハードルでも13秒0台を何度も記録した。08年の北京五輪後に結婚。2013年に現役を引退し、2013年に夫・俊雄氏とともに「イムラアスリートアカデミー」を設立し、子供から大人までアスリーtの指導に従事している。 俊雄氏は1982年生まれの42歳。専門は棒高跳で、兵庫・明石商高時代にインターハイ2連覇、2年時には世界ユース選手権4位、3年時には世界ジュニア選手権で5位に入賞している。筑波大でも3年時に日本インカレを制した。 大学卒業後は6年の社会人生活を経て、指導の世界へ。2013年に「イムラアスリートアカデミー」を設立後は、体操選手、レーサーなど競技を問わず幅広くサポート。2015年夏に単身渡米し、アメリカ陸連公認コーチ資格を取得したほか、世界陸連公認レベルIコーチ資格も持つ。 井村さんは走幅跳を中心に選手をサポート、俊雄氏は陸上競技部のマネジメントや社会貢献活動の企画から運営を中心に進めていくという。 ※経歴に誤りがありましたので修正しました。

【画像】井村久美子さんと俊雄さんの青学大ジャージ姿をチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top