2025.03.15
世界陸連(WA)の独立不正監査機関「アスレティックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は3月14日、男子ハーフマラソンの元世界記録保持者であるキビウォト・カンディエ(ケニア)がドーピング検査におけるサンプル収集の回避や拒否、または提出しなかったとして、暫定的資格停止処分を下したことを発表した。
1996年生まれ、28歳のカンディエはトラックからロード、クロスカントリーと幅広く活躍。2020年10月の世界ハーフマラソン選手権で銀メダルを獲得すると、同年12月のバレンシア(スペイン)でハーフマラソンの当時世界記録(57分32秒)を樹立した。マラソンでは23年12月のバレンシアで2時間4分48秒をマークしている。
トラックでは、10000mで22年に英連邦大会銅メダル、23年はケニア選手権優勝などの実績がある。
世界で活躍するトップアスリートは、競技場外検査を受ける義務がある。カンディエはそれを履行しなかったとして、AIUから資格停止処分を受けることとなった。今後、調査などを経て正式な処分が発表される。
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