HOME 海外

2025.02.26

昨年のシドニーマラソン優勝者・キプコリルに暫定資格停止処分 禁止物質が検出されたため

アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は2月24日、男子長距離のB.キプコリル(ケニア)に暫定資格停止処分を課すと発表した。禁止物質(EPO、フロセミド)の使用または存在のため。

競技会外で行われた検査のサンプルから検出された。1989年5月生まれで35歳のキプコリルは昨年のシドニー・マラソン優勝。フランクフルト・マラソンでは22年、23年と連勝していた。自己ベストは2時間4分53秒(23年)。

AIUは2月中に複数のインドやケニアの男子長距離選手らに暫定資格停止処分または資格停止処分を課すことを発表。そのほか男子競歩の池田向希(旭化成)を含む複数の選手についての処分を公にしている。

また、禁止物質(アナボリックステロイド)の使用または存在のため、2020年から4年間の資格停止処分を受けていた女子中距離のS.フーリハン(米国)については処分期間が終了。先週の米国室内選手権3000mで2位に入っており、世界室内選手権(3月21日~23日/中国・南京)3000m代表に選出された。

アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は2月24日、男子長距離のB.キプコリル(ケニア)に暫定資格停止処分を課すと発表した。禁止物質(EPO、フロセミド)の使用または存在のため。 競技会外で行われた検査のサンプルから検出された。1989年5月生まれで35歳のキプコリルは昨年のシドニー・マラソン優勝。フランクフルト・マラソンでは22年、23年と連勝していた。自己ベストは2時間4分53秒(23年)。 AIUは2月中に複数のインドやケニアの男子長距離選手らに暫定資格停止処分または資格停止処分を課すことを発表。そのほか男子競歩の池田向希(旭化成)を含む複数の選手についての処分を公にしている。 また、禁止物質(アナボリックステロイド)の使用または存在のため、2020年から4年間の資格停止処分を受けていた女子中距離のS.フーリハン(米国)については処分期間が終了。先週の米国室内選手権3000mで2位に入っており、世界室内選手権(3月21日~23日/中国・南京)3000m代表に選出された。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.20

100mH・今村好花が13秒23の中学新!! 自身の記録を0.05秒更新して2連覇達成/沖縄全中

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場)4日目 第52回全日本中学校選手権(全中)の女子100mハードルが行われ、今村好花(太宰府東3福岡)が13秒23(±0)の中学新記録を打ち立てて2連覇し […]

NEWS アシックス 東京世界陸上期間中に2つの体験型イベント限定開催 アスリートの世界を体感 新シューズに触れる体験も

2025.08.20

アシックス 東京世界陸上期間中に2つの体験型イベント限定開催 アスリートの世界を体感 新シューズに触れる体験も

アシックスジャパンは8月20日、9月の東京世界選手権期間中に、都内2ヵ所で体験型イベントを限定で開催すると発表した。 世界陸連とオフィシャルパートナー契約を結んでいるアシックス。多くの人に東京世界選手権(9月13日~21 […]

NEWS 箱根駅伝総合3連覇を狙う青学大陸上競技部が施設野菜メーカー・村上農園とパートナー契約締結

2025.08.20

箱根駅伝総合3連覇を狙う青学大陸上競技部が施設野菜メーカー・村上農園とパートナー契約締結

施設野菜メーカーの株式会社村上農園(広島市)は8月20日、青学大陸上競技部(長距離ブロック)と8月14日にパートナー契約を結んだと発表した。 同社は関連会社も含めて国内13ヵ所に工場を持ち、豆苗やブロッコリースーパースプ […]

NEWS 来年の名古屋アジア大会代表選考 東京世界陸上入賞で1名内定「アジアのナンバー1目指す」日本選手権は6月予定

2025.08.20

来年の名古屋アジア大会代表選考 東京世界陸上入賞で1名内定「アジアのナンバー1目指す」日本選手権は6月予定

日本陸連は8月20日に理事会を開き、来年秋に行われる名古屋アジア大会の日本代表選考要項を発表した。 代表は各種目2名まで。内定条件として、今年9月の東京世界選手権で8位入賞したうちの最上位1名が内定する。また、日本選手権 […]

NEWS 日本選手権競歩の名称変更「日本選手権ハーフマラソン競歩」「日本選手権マラソン競歩」に

2025.08.20

日本選手権競歩の名称変更「日本選手権ハーフマラソン競歩」「日本選手権マラソン競歩」に

日本陸連は8月20日に理事会を開催し、日本選手権競歩の名称を変更することを決めた。 世界陸連が国際大会実施の競歩種目について、2026年から現行の20kmおよび35kmからハーフマラソン(21.095km)、マラソン(4 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top