HOME 国内

2025.01.25

60mH田中佑美が8秒05で日本歴代2位更新V 走高跳・髙橋渚は自己タイ1m88で2位/WA室内ツアー
60mH田中佑美が8秒05で日本歴代2位更新V 走高跳・髙橋渚は自己タイ1m88で2位/WA室内ツアー

田中佑美

世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド開幕戦となるアスタナ室内は1月25日、ガザフスタンの首都アスタナで行われ、女子60mハードルでは田中佑美(富士通)が8秒05で優勝した。自身の日本歴代2位の記録を0.04秒更新した。

昨年のパリ五輪100mハードル代表の田中は、予選から自身の日本歴代2位に並ぶ8秒09をマーク。決勝では序盤から先行する展開で中盤以降は追い上げられたが、中盤以降の競り合いも制してトップでフィニッシュした。

女子走高跳では2023年バンコクアジア選手権代表の髙橋渚(センコー)が、昨年マークした自己記録に並ぶ1m88で2位。男子60mでは21年東京五輪100m代表の多田修平(住友電工)が6秒62で3位、東田旺洋(関影商事)が6秒77で7位だった。24年パリ五輪男子100m銀メダルのK.トンプソン(ジャマイカ)が6秒56で制している。

広告の下にコンテンツが続きます

この他の日本勢では、女子三段跳の髙島真織子(九電工)が13m37で5位、男子60mハードルで石川周平(富士通)が7秒88で8位だった。

ゴールドでは対象種目のポイント争いが実施され、ツアー終了時に対象各種目のポイント獲得最上位者に1万ドル(約152万円)と、3月21~23日の世界室内選手権(中国・南京)へのワイルドカードが与えられる。また、ゴールドでは各大会の優勝者に3000ドルの賞金が準備されている。

ツアーは9大会が予定され、今季で10年目の開催となる。

世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド開幕戦となるアスタナ室内は1月25日、ガザフスタンの首都アスタナで行われ、女子60mハードルでは田中佑美(富士通)が8秒05で優勝した。自身の日本歴代2位の記録を0.04秒更新した。 昨年のパリ五輪100mハードル代表の田中は、予選から自身の日本歴代2位に並ぶ8秒09をマーク。決勝では序盤から先行する展開で中盤以降は追い上げられたが、中盤以降の競り合いも制してトップでフィニッシュした。 女子走高跳では2023年バンコクアジア選手権代表の髙橋渚(センコー)が、昨年マークした自己記録に並ぶ1m88で2位。男子60mでは21年東京五輪100m代表の多田修平(住友電工)が6秒62で3位、東田旺洋(関影商事)が6秒77で7位だった。24年パリ五輪男子100m銀メダルのK.トンプソン(ジャマイカ)が6秒56で制している。 この他の日本勢では、女子三段跳の髙島真織子(九電工)が13m37で5位、男子60mハードルで石川周平(富士通)が7秒88で8位だった。 ゴールドでは対象種目のポイント争いが実施され、ツアー終了時に対象各種目のポイント獲得最上位者に1万ドル(約152万円)と、3月21~23日の世界室内選手権(中国・南京)へのワイルドカードが与えられる。また、ゴールドでは各大会の優勝者に3000ドルの賞金が準備されている。 ツアーは9大会が予定され、今季で10年目の開催となる。

【動画】田中が日本歴代2位でV アスタナ室内女子60mH決勝

田中は4レーン(奥から4人目)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top