2024.12.10
日本陸連は12月10日に理事会を開き、来年の東京世界選手権および4年後のロス五輪を目指すにあたっての新たな強化委員会を発表した。
強化委員長は替わらずに山崎一彦氏(順大)が継続して務める。シニアディレクターは4人体制。土江寛裕氏(東洋大)、高岡寿成氏(Kao)、田内健二氏(中京大)、杉井將彦氏(浜松市立高)が務める。高岡氏と杉井氏は継続、土江氏と田内氏は新任となる。
ディレクターとして、前村公彦氏(短距離)、大橋祐二氏(ハードル)、疋田晃久氏(投てき)、志賀充氏(混成)、高岡寿成氏(兼任/中長距離、マラソン)、谷井孝行氏(競歩)、森長正樹氏(跳躍)が名を連ね、その下に「T&F種目」「中長距離・マラソン」「競歩」に分かれて各オリンピック強化コーチが担う。
これまで世界大会で結果を残してきた競歩の今村文男氏について、山崎強化委員長は「これまで長くにわたり担当していただき、多くのメダルを獲得に貢献していただいた。世代交代をして、若い人たちでメダル獲得に向けてやっていただきたい」と称えつつ、谷井氏へ期待を寄せた。
このほか、U23対策担当として法大の苅部俊二氏に託し、学生世代の強化を図る。また、強化育成部の杉井氏と、ダイヤモンドアスリートプログラムのプロジェクトマネージャーを務める室伏由佳氏が若手の強化育成に注力する。
山崎強化委員長は「2年ごと更新していく。毎日が戦場。成果がでなければ交代しないといけないと思いながら取り組んでいきたい」と決意を述べた。
大きな特徴として、「男子、女子というのはなくやっていく」と山崎強化委員長。短距離スタッフとして入る信岡沙希重氏(福岡大)、は男女含めた短距離担当だという。山崎強化委員長は「世界を目指すのは男女同じで、挑戦するためには同じ方向を向くのが大事」と語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.16
男子走幅跳世界記録保持者マイク・パウエル氏に資格停止処分
-
2025.09.16
-
2025.09.16
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.11
-
2025.09.13
-
2025.09.14
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.16
男子走幅跳世界記録保持者マイク・パウエル氏に資格停止処分
9月12日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は、男子走幅跳世界記録保持者のM.パウエル氏(米国)が暫定的な資格停止処分を受けることを発表した。 AIUは処分の理由を安全確保上の […]
2025.09.16
DAY3は延べ8万6000人超が国立へ イブニングセッション3日連続5万超で大きな熱気/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目 東京2025世界陸上財団は9月15日、東京世界陸上3日目(DAY3)のモーニングセッションとイブニングセッションの入場者数(15日21日時点の速報値)を発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/