HOME 国内、大学

2024.12.05

パリ五輪代表の栁田大輝がDA修了「ここが終わりではなく進化していきたい」ハードな冬季練習積み「世界陸上でメダル」目指す
パリ五輪代表の栁田大輝がDA修了「ここが終わりではなく進化していきたい」ハードな冬季練習積み「世界陸上でメダル」目指す

ダイヤモンドアスリートを修了した栁田大輝(東洋大)

日本陸連ダイヤモンドアスリート認定式が12月5日に行われた。このプログラムは東京オリンピックに向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にスタートしたプロジェクト。第7期から認定されてきた男子短距離の栁田大輝(東洋大)、男子110mハードルの西徹朗(早大)、男子中長距離の佐藤圭汰(駒大)が修了した。

パリ五輪4×100mリレー代表で、100m10秒02を持つ栁田。「高校のうちから栄養研修を受けられたのが一番大きかったです。ずっと親身にアドバイスをくださった。栄養は競技力に直結します」と言い、他にもメディア研修などを経て「人の前でも話せるようになったと思います」と笑顔。サポートを受けたプログラムや企業に感謝した。

広告の下にコンテンツが続きます

修了証を授与されたが、「競技面でも人としても足りない部分があるので、これからも進化していきたい。ここが終わりではない。どんどんいい方向につなげていきたい」。

冬季練習でハードなトレーニングを積み「ハードすぎて体調崩したので鼻づまりです」と苦笑い。それでも、「比較的、順調です」と言い、来年の東京世界選手権に向けて「この先、現役中に東京での世界選手権はないと思うので、まずは僕の走りを見てもらえるように代表権をつかみたい」と力を込め、「両種目(100mと4×100mリレー)でメダルを取れるように練習をもっと積んでいきます」と語った。

同じく修了生となった西は「認定されている期間は日本代表になれませんでしたが、研修や海外遠征のサポートなど、ダイヤモンドアスリートでしかできない経験をさせていただきました。競技を続ける上でも、競技を辞めた後でも、目標に向かって進む限り、財産にしていきたいです」と言う。動画でメッセージを寄せた佐藤は「今後はダイヤモンドアスリートの理念のもと、世界選手権の出場権を獲得し、世界の舞台で活躍したいですし、陸上界の発展に寄与できるように精進してまいります」とコメントした。

日本陸連ダイヤモンドアスリート認定式が12月5日に行われた。このプログラムは東京オリンピックに向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にスタートしたプロジェクト。第7期から認定されてきた男子短距離の栁田大輝(東洋大)、男子110mハードルの西徹朗(早大)、男子中長距離の佐藤圭汰(駒大)が修了した。 パリ五輪4×100mリレー代表で、100m10秒02を持つ栁田。「高校のうちから栄養研修を受けられたのが一番大きかったです。ずっと親身にアドバイスをくださった。栄養は競技力に直結します」と言い、他にもメディア研修などを経て「人の前でも話せるようになったと思います」と笑顔。サポートを受けたプログラムや企業に感謝した。 修了証を授与されたが、「競技面でも人としても足りない部分があるので、これからも進化していきたい。ここが終わりではない。どんどんいい方向につなげていきたい」。 冬季練習でハードなトレーニングを積み「ハードすぎて体調崩したので鼻づまりです」と苦笑い。それでも、「比較的、順調です」と言い、来年の東京世界選手権に向けて「この先、現役中に東京での世界選手権はないと思うので、まずは僕の走りを見てもらえるように代表権をつかみたい」と力を込め、「両種目(100mと4×100mリレー)でメダルを取れるように練習をもっと積んでいきます」と語った。 同じく修了生となった西は「認定されている期間は日本代表になれませんでしたが、研修や海外遠征のサポートなど、ダイヤモンドアスリートでしかできない経験をさせていただきました。競技を続ける上でも、競技を辞めた後でも、目標に向かって進む限り、財産にしていきたいです」と言う。動画でメッセージを寄せた佐藤は「今後はダイヤモンドアスリートの理念のもと、世界選手権の出場権を獲得し、世界の舞台で活躍したいですし、陸上界の発展に寄与できるように精進してまいります」とコメントした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

箱根駅伝Stories/創部111年の年で「1位」に挑む早大 強力な主軸擁し「間違いなく前回より強い」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 One早稲田のスローガンで 創部111年と「1」並びの年に、早大は「 […]

NEWS 瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」

2025.12.26

瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」

「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]

NEWS 宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

2025.12.26

宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]

NEWS 早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

2025.12.26

早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]

NEWS 編集部コラム「令和7年の大会取材」

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top