HOME 高校

2024.11.04

鳥栖工が大会新の2時間5分30秒で15連覇 区間新2つを含むオール区間賞 女子は白石が1区から首位守り2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた佐賀県高校駅伝が11月4日、佐賀市立スポーツパーク川副発着九州佐賀国際空港周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥栖工が2時間5分30秒の大会新記録で15年連続49回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は白石が1時間13分01秒で2年ぶり11回目の優勝を果たした。

男子の鳥栖工は、オール区間賞のタスキリレーを披露した。1区(10km)の石川蒼大(3年)が30分31秒で走り、後続に1分25秒差をつけて早くも独走状態を築く。2区の川副剛煌(2年)、3区の岩佐太陽(3年)、4区の牛嶋勇斗(3年)も安定した走りで首位をキープすると、5区(3km)の髙橋功平(2年)が8分21秒の区間新記録をマークし、後続との差をさらに広げた。6区の下森実直(2年)もリードを広げると、福岡インターハイ1500m10位の今村仁(2年)が7区(5km)を14分25秒の区間新で走破。2位に10分26秒もの大差をつけ、15年連続49回目の都大路出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子の白石は、前回覇者・佐賀清和を抑えて2年ぶり11回目の全国切符を手にした。1区(6km)では、前田華歩(3年)が20分48秒で佐賀清和に4秒先着し区間賞発進。2区の黒川はる(3年)、3区の高木咲良(3年)も区間トップで2位の佐賀清和に18秒リードする。4区で14秒差と迫られたものの、最終5区(5km)の光岡琴奈(1年)が17分27秒の区間賞でフィニッシュした。

佐賀清和は30秒差の2位。4区では宇野史栞(1年)が区間賞に輝いた。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた佐賀県高校駅伝が11月4日、佐賀市立スポーツパーク川副発着九州佐賀国際空港周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥栖工が2時間5分30秒の大会新記録で15年連続49回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は白石が1時間13分01秒で2年ぶり11回目の優勝を果たした。 男子の鳥栖工は、オール区間賞のタスキリレーを披露した。1区(10km)の石川蒼大(3年)が30分31秒で走り、後続に1分25秒差をつけて早くも独走状態を築く。2区の川副剛煌(2年)、3区の岩佐太陽(3年)、4区の牛嶋勇斗(3年)も安定した走りで首位をキープすると、5区(3km)の髙橋功平(2年)が8分21秒の区間新記録をマークし、後続との差をさらに広げた。6区の下森実直(2年)もリードを広げると、福岡インターハイ1500m10位の今村仁(2年)が7区(5km)を14分25秒の区間新で走破。2位に10分26秒もの大差をつけ、15年連続49回目の都大路出場を決めた。 女子の白石は、前回覇者・佐賀清和を抑えて2年ぶり11回目の全国切符を手にした。1区(6km)では、前田華歩(3年)が20分48秒で佐賀清和に4秒先着し区間賞発進。2区の黒川はる(3年)、3区の高木咲良(3年)も区間トップで2位の佐賀清和に18秒リードする。4区で14秒差と迫られたものの、最終5区(5km)の光岡琴奈(1年)が17分27秒の区間賞でフィニッシュした。 佐賀清和は30秒差の2位。4区では宇野史栞(1年)が区間賞に輝いた。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」

「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]

NEWS 宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

2025.12.26

宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]

NEWS 早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

2025.12.26

早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結

ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]

NEWS 編集部コラム「令和7年の大会取材」

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top