HOME 国内

2024.10.27

日本選手権35km競歩が午前8時にスタート! 川野将虎らが東京世界陸上代表目指す
日本選手権35km競歩が午前8時にスタート! 川野将虎らが東京世界陸上代表目指す

24年パリ五輪代表の川野将虎

◇第108回日本選手権35km競歩(10月27日/山形県高畠町)

来年の東京世界選手権の代表選手選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が、10月27日に開催される。

日本選手権35km競歩は当初、4月に石川県輪島市で開催が予定されていたが、1月の能登半島地震の影響により延期。例年10月に開催されてきた全日本35km競歩高畠大会を代替競技会として併催することが決まった。

今大会で日本陸連が設定する派遣設定記録(男子2時間26分00秒、女子2時間45分00秒)を突破して優勝した選手は、来年9月に行われる東京世界選手権の代表に即時内定。また、派遣設定記録をクリアして上位3位に入った選手も有力な代表候補となる。

男子では23年ブダペスト世界選手権銅メダリストの川野将虎(旭化成)や、五輪経験のある丸尾知司(愛知製鋼)が優勝争いの中心。髙橋和生(ADワークスグループ)、勝木隼人(自衛隊体育学校)といった日本代表経験者も顔をそろえる。

勝負と同時にタイムにも注目が集まり、世界トップレベルの争いが序盤から展開されそうだ。

女子は前回の高畠覇者・内藤未唯(神奈川大)が日本選手権初Vを狙う。自己ベストは2時間50分35秒で、今回は世界選手権の参加標準記録(2時間48分00秒)が1つの目安となる。また、ベテランの渕瀬真寿美(建装工業)らが内藤を追いかける。

広告の下にコンテンツが続きます

日本選手権35km競歩は高畠町の中心地の「まほろば通り」に設けられた1周1kmの周回路で午前8時にスタート。平坦なコースに高速レースの期待も膨らむ。

大会の模様は日本陸連のYouTubeチャンネルでライブ配信される。

◇第108回日本選手権35km競歩(10月27日/山形県高畠町) 来年の東京世界選手権の代表選手選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が、10月27日に開催される。 日本選手権35km競歩は当初、4月に石川県輪島市で開催が予定されていたが、1月の能登半島地震の影響により延期。例年10月に開催されてきた全日本35km競歩高畠大会を代替競技会として併催することが決まった。 今大会で日本陸連が設定する派遣設定記録(男子2時間26分00秒、女子2時間45分00秒)を突破して優勝した選手は、来年9月に行われる東京世界選手権の代表に即時内定。また、派遣設定記録をクリアして上位3位に入った選手も有力な代表候補となる。 男子では23年ブダペスト世界選手権銅メダリストの川野将虎(旭化成)や、五輪経験のある丸尾知司(愛知製鋼)が優勝争いの中心。髙橋和生(ADワークスグループ)、勝木隼人(自衛隊体育学校)といった日本代表経験者も顔をそろえる。 勝負と同時にタイムにも注目が集まり、世界トップレベルの争いが序盤から展開されそうだ。 女子は前回の高畠覇者・内藤未唯(神奈川大)が日本選手権初Vを狙う。自己ベストは2時間50分35秒で、今回は世界選手権の参加標準記録(2時間48分00秒)が1つの目安となる。また、ベテランの渕瀬真寿美(建装工業)らが内藤を追いかける。 日本選手権35km競歩は高畠町の中心地の「まほろば通り」に設けられた1周1kmの周回路で午前8時にスタート。平坦なコースに高速レースの期待も膨らむ。 大会の模様は日本陸連のYouTubeチャンネルでライブ配信される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.14

100m10秒11の西岡尚輝が筑波大に今春進学 昨年のインターハイ王者「大学で10秒を切ることが目標」

男子100mの西岡尚輝(東海大仰星高3大阪)が今春、筑波大に進学することが1月14日、わかった。 西岡は2年生だった2023年5月に10秒37(当時の高2歴代10位タイ)をマーク。3年生の昨年は、6月のU20日本選手権、 […]

NEWS 駿河台大の徳本一善駅伝監督が今年度いっぱいで退任 チームを2度箱根に導く

2025.01.14

駿河台大の徳本一善駅伝監督が今年度いっぱいで退任 チームを2度箱根に導く

駿河台大駅伝部の監督を務めていた徳本一善氏が今年度いっぱいで退任することが、関係者への取材でわかった。 徳本氏は広島県出身の45歳。現役時代は中距離から長距離まで活躍し、法大時代には2年時に箱根駅伝1区で区間賞を獲得した […]

NEWS 創価大が来春入学の長距離10人を発表! 西脇工・衣川勇太、倉敷・大倉凰來ら

2025.01.14

創価大が来春入学の長距離10人を発表! 西脇工・衣川勇太、倉敷・大倉凰來ら

創価大駅伝部は1月13日、来春入学するマネージャーを含めた10人を発表した。 5000m14分台が8人で、持ち記録では衣川勇太(西脇工・兵庫)の14分10秒21が最速。3年間でインターハイの出場はなかったが、昨年12月の […]

NEWS 信櫻空がパナソニックを退部「ジャージに袖を通した時の喜びは今でも鮮明に」昨年のクイーンズ駅伝1区

2025.01.13

信櫻空がパナソニックを退部「ジャージに袖を通した時の喜びは今でも鮮明に」昨年のクイーンズ駅伝1区

パナソニックは1月12日付で信櫻空が退部したと発表した。 信櫻は地元神奈川出身の23歳。川崎橘高(神奈川)時代にはインターハイ1500m7位、3000m決勝進出、国体3000m5位など活躍し、2020年にパナソニックに入 […]

NEWS ダイヤモンドアスリート中谷魁聖 2025年の目標はシニアの国際舞台「2m30跳びたい」

2025.01.13

ダイヤモンドアスリート中谷魁聖 2025年の目標はシニアの国際舞台「2m30跳びたい」

U20世代トップクラスの選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が1月13日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開された。 男子走高跳で2度高校記録を更新し、2m25まで伸ばした日本陸 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top