HOME 海外

2024.10.07

ロンドン世界陸上800m銅のベットが26歳の若さで死去 16年U20世界選手権で金
ロンドン世界陸上800m銅のベットが26歳の若さで死去 16年U20世界選手権で金

17年世界選手権男子800mで銅メダルを獲得したベット

【動画】2017年世界選手権800mのレースをチェック

10月7日、17年ロンドン世界選手権男子800m銅メダルのキピエゴン・ベット(ケニア)が病死したと、ケニア陸連関係者が発表した。26歳だった。 ベットは16歳頃から本格的に陸上を始めると、15年U18世界選手権で1分45秒86で銀メダルを獲得し、早くから頭角を現す。翌16年には1分44秒95の好タイムでU20世界選手権も制した。 19歳で出場したロンドン世界選手権では、一時トップに立つ果敢な走りを見せたが、P.-A.ボス(フランス)、A.クシュチョト(ポーランド)にかわされて3位。ダイヤモンドリーグ上海大会でも優勝するなど、将来を嘱望されていた。 しかし、2018年にドーピング検査でEPOの使用が見つかったことで4年間の資格停止処分を受け、以降は試合には出場していなかった。 関係者の話しによると、ベットは1ヵ月前から内臓疾患により体調を崩して入退院を繰り返しており、6日の午前中に他界したという。

【動画】2017年世界選手権800mのレースをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

名古屋アジア大会の派遣設定記録をチェック! 男子 種目 女子 10.15 100m 11.29 20.48 200m 23.03 45.55 400m 51.97 1.46.28 800m 2.01.67 3.36.53 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

箱根駅伝出場チーム数の変遷チェック!第1回大会は4校 1920年(第1回)~ 4校(東京高師、明大、早大、慶大)でスタート。1954年(第31回)までは希望した大学が出場 1956年(第32回)~ 予選会を実施し、出場枠 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

勝負手が豊富な今回 京都・洛南高時代はケガが多く、佐藤圭汰(現・駒大)ら全国トップクラスの同期たちの活躍の陰に隠れていた。大学1年時までケガが続いたが、身体作りを怠らなかったことが土台となって、2年時に花開く。入学後初の […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

キャプテンに自ら立候補 國安と馬場。互いに高め合ってきた2人の関係性について、髙林祐介駅伝監督は「良いライバル関係ですよ」と見つめ、「ライバルとして意識しているのは、(國安に対する)馬場のほうではないかな」ともみる。 國 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top