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2026.07.15

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【Team Close-up/東海大学】 トラックシーズンに快進撃、駅伝シーズンに向けて大きな弾み
【Team Close-up/東海大学】 トラックシーズンに快進撃、駅伝シーズンに向けて大きな弾み

トラックシーズンで快進撃を見せている東海大の主力選手。左から中野純平、南坂柚汰、 永本脩、小野真忠、平井璃空

2019年に正月の学生駅伝を制するなど学生三大駅伝で7度の優勝を誇る東海大学。2021年度以降は駅伝でシード権に届かず不遇の日々を送ってきたものの、今季はヘッドコーチから昇格した西出仁明駅伝監督による新体制のなか春先から各大会で結果を残し、チームに好気配が生まれている。そこには継続したトレーニングの浸透と、それを支えるコンディショニングサポートがあった。

トラックで好成績相次ぐ、3000m障害の小野は日本選手権3位

「スピードの東海大」復活へ、今季からチームを指揮する西出仁明駅伝監督の下、トラックシーズンから確かな勢いを見せている。

まず、シーズン前半戦の山場である5月上旬の全日本大学駅伝関東学連選考会(平塚、10000mレース4組で選考)では総合2位で11月の本戦出場を果たすと、約3週間後に行われた関東インカレ(宇都宮)でも大活躍。10000mで中野純平(3年)と南坂柚汰(4年)が日本人ワン・ツーを占める3、4位、1500mでは矢口陽太(4年)が5位に入ると、3000m障害では小野真忠(3年)が8分31秒41の自己新で2位に入った。

この快進撃に、自身はシンスプリントの故障で出遅れていた駅伝主将の永本脩(4年)は、「全日本の予選ではみんなが(最終組で走った)自分をカバーしてくれましたし、良い走りをしてくれることで刺激を受けています」と振り返る。そんな永本もしっかり復調し、チームのエースとしてここから巻き返しを誓っている。

6月上旬にはさらにチームを活気づける大きなトピックスがあった。日本選手権(名古屋)の3000m障害で小野が日本学生歴代2位、日本歴代9位となる8分21秒87の好タイムで3位に入る快挙。西出監督は「タイム、順位とも想定以上の走りをしてくれました」と評価し、「今季は駅伝でも戦力になってくる」と期待を寄せている。

6月の日本選手権(名古屋)の3000m障害で日本学生歴代2位、日本歴代9位となる8分21秒87の好タイムで3位に入った小野

実を結びつつある継続したトレーニング

「良いスタートを切れたのは間違いありません」というのは西出監督の飾らない本音だ。

その要因として、昨年夏から取り入れてきた有酸素能力を効果的に引き上げる「ダブルスレッショルド(二重閾値走)」と言われるトレーニング(1日に朝と夕方の2回、乳酸が急激に蓄積し始めるポイント【閾値:LT】付近の強度でインターバル走を行い、身体への負担を抑えつつ有酸素能力を限界まで高めるトレーニング)や、西出監督が重視するウエイトトレーニングなど、いくつかの取り組みの浸透がある。

「何かを変えたというよりは、これまで取り組んできたトレーニングがあって、特に上級生は継続することの重要性をつかんで、陸上に対するIQも備わってきたと思います」と西出監督は話す。

今春からチームの指揮を執っている西出仁明駅伝監督は「これまで取り組んできたトレーニングの継続が実を結んできた」と話す

その考えについて、選手たちも同様の想いを口にする。エース格の南坂は、「今は故障者も少なく継続して練習できている選手が多い。練習と試合の結果がマッチして自信にもなっています」と言う。

そのなかでウエイトトレーニング、故障予防やウォーミングアップの効果を引き上げている要因として、森永製菓が契約するプロ選手やトップアスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」(東京・港区台場)の存在がある。同社のサポートを受けている東海大陸上競技部中長距離ブロックは、監督やコーチ、そして選手数名でトレーニングラボへ行き、パフォーマンススペシャリストの牧野講平氏からウエイトトレーニングやウォーミングアップなど、身体づくりについて指導を受けている。

東海大中長距離ブロックは「森永製菓inトレーニングラボ」でパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏(左から3人目)から継続的にウエイトトレーニングの指導を受けており、そこでの取り組みがチーム強化に結びついている ©Tokai University Middle & Long Distance Team

「ウエイトトレーニングは強化における大事な柱の一つ。牧野さんとは常に会話を重ね、より効果的なメニューを提示していただいています。選手たちも積極的に取り組んでいます」(西出監督)

今季、ハイパフォーマンスを続けている中野も、「ウエイトで筋力もついて、力強いラストスパートにつながっている。アップでの動きづくりも練習や試合前に取り入れています」と効果を実感。小野もまた、「inトレーニングラボを活用している点もこの大学を選んだ一つ。学んだことを自分に落とし込んで実践できていることで、ベストパフォーマンスを発揮できていると思います」と話す。

ラボへは一部の選手が来訪するが、トレーニング動画を他の選手に共有することでチーム内への浸透を図っている。

月1回ペースで選手たちが「森永製菓 inトレーニングラボ」に通っている ©Tokai University Middle & Long Distance Team

パフォーマンスを支える森永製菓「inゼリーエネルギー」

ハードなトレーニングを行う選手たちのコンディショニングには、多様な製品を揃える森永製菓のサポートが欠かせない。

森永製菓の「inゼリー」シリーズには、陸上選手にとってあらゆるシーンで活用できるラインナップが揃っているのが特徴だ。

その代表的な「inゼリー エネルギー」は〝10秒チャージ〟という言葉の通り、おにぎり約1個分(180kcal)のエネルギーを摂取でき、どこでも簡単に入手できる製品のためチーム内には中高生の時から愛用している選手が多い。「朝起きて、ロングランの前に飲んでいます」と永本はエネルギー補給に欠かせないという。また、平井璃空(3年)は、「練習の1~2時間前に摂ります。2つ摂る時もありますが、お腹に溜まり過ぎる感じはありません」と話している。

加えて選手たちは昨年発売された「inゼリー エネルギーDEEP」をレース前やポイント練習前に愛用。50gの小容量タイプながら105kcalを摂取でき、カフェインが60mg配合されている。カフェインをレース前やポイント練習前に摂る選手も多く、小野は「これができたのはとてもうれしい。味、量ともに飲みやすい」とお気に入りだ。

東海大中長距離ブロックの選手たちが積極的に活用している「inゼリー」各製品。左から「inゼリー エネルギー」、「inゼリー エネルギーアミノ酸」、「inゼリー エネルギーDEEP」、「inゼリー プロテイン15g」

リカバリーを支えるプロテイン、アミノ酸タイプもフル活用

選手たちが摂取タイミングでこだわりを見せるのは、「inゼリー プロテイン15g」だ。同社では粉末タイプのプロテインもラインナップされるが、こちらはゼリータイプで素早く摂取できるのが特徴。東海大の選手たちは現在、タンパク質15g配合の本品を主に活用しており、タンパク質だけでなく7種のビタミンB群を配合して94kcalのエネルギーが摂取できるため、多くの選手が練習直後のリカバリーとして取り入れている。

森永製菓の「inゼリー」が東海大の選手たちの強い味方になっている

「ポイント練習の後、ダウンの前にすぐ飲むようにしています。翌朝の回復具合が変わったと感じています」(南坂)

一方、選手によって摂取タイミングが異なるのは、「inゼリー エネルギーアミノ酸」。エネルギー180kcalに加えて、アミノ酸を6000mg配合。その半分の3000mgは身体を動かすためのエネルギーや筋肉の材料となる必須アミノ酸成分「BCAA」(バリン、ロイシン、イソロイシン)が含まれており、日々トレーニングを積む選手たちに重宝されている。

練習前に摂取することがあるという中野は「ジョグ前などに摂っています。非常に飲みやすくて使いやすい」とコメント。また、練習中に摂取する小野は「ロングランなどで中盤以降にエネルギーが枯渇することがあるので、走っている時に摂る」そうで、平井は疲労回復を期待して練習後に摂取しているという。

1日の流れのなかで、「inゼリー」をさまざまなシチュエーションで使い分けながら、トレーニングからレース、そしてリカバリーまで活用する選手たち。

西出監督は「森永製菓さんからこういった製品を提供していただけるのは本当にありがたいことです。inゼリーは素早くエネルギー補給ができ、選手たちの練習消化率も高くなっていますし、このサポートは我々にとって本当に力になっています」と感謝している。

2019年には正月の学生駅伝で悲願の初優勝を飾ったが、2021年度以降は学生三大駅伝でシード権を逃している。だが今季は、トラックシーズンで確かな成果を見せた東海大。低迷期でも愚直に続けてきたトレーニングの成熟と、選手の資本である身体のコンディショニングを支えてきたサポート体制によって、復活への階段を確実に上っている。

好調を維持しつつ、夏合宿での走り込みでさらにチーム力の強化を図る

執筆/田中 葵、撮影/樋口俊秀

※この記事は『月刊陸上競技』2026年8月号に掲載しています

2019年に正月の学生駅伝を制するなど学生三大駅伝で7度の優勝を誇る東海大学。2021年度以降は駅伝でシード権に届かず不遇の日々を送ってきたものの、今季はヘッドコーチから昇格した西出仁明駅伝監督による新体制のなか春先から各大会で結果を残し、チームに好気配が生まれている。そこには継続したトレーニングの浸透と、それを支えるコンディショニングサポートがあった。 トラックで好成績相次ぐ、3000m障害の小野は日本選手権3位 「スピードの東海大」復活へ、今季からチームを指揮する西出仁明駅伝監督の下、トラックシーズンから確かな勢いを見せている。 まず、シーズン前半戦の山場である5月上旬の全日本大学駅伝関東学連選考会(平塚、10000mレース4組で選考)では総合2位で11月の本戦出場を果たすと、約3週間後に行われた関東インカレ(宇都宮)でも大活躍。10000mで中野純平(3年)と南坂柚汰(4年)が日本人ワン・ツーを占める3、4位、1500mでは矢口陽太(4年)が5位に入ると、3000m障害では小野真忠(3年)が8分31秒41の自己新で2位に入った。 この快進撃に、自身はシンスプリントの故障で出遅れていた駅伝主将の永本脩(4年)は、「全日本の予選ではみんなが(最終組で走った)自分をカバーしてくれましたし、良い走りをしてくれることで刺激を受けています」と振り返る。そんな永本もしっかり復調し、チームのエースとしてここから巻き返しを誓っている。 6月上旬にはさらにチームを活気づける大きなトピックスがあった。日本選手権(名古屋)の3000m障害で小野が日本学生歴代2位、日本歴代9位となる8分21秒87の好タイムで3位に入る快挙。西出監督は「タイム、順位とも想定以上の走りをしてくれました」と評価し、「今季は駅伝でも戦力になってくる」と期待を寄せている。 [caption id="attachment_211721" align="alignnone" width="800"] 6月の日本選手権(名古屋)の3000m障害で日本学生歴代2位、日本歴代9位となる8分21秒87の好タイムで3位に入った小野[/caption] 実を結びつつある継続したトレーニング 「良いスタートを切れたのは間違いありません」というのは西出監督の飾らない本音だ。 その要因として、昨年夏から取り入れてきた有酸素能力を効果的に引き上げる「ダブルスレッショルド(二重閾値走)」と言われるトレーニング(1日に朝と夕方の2回、乳酸が急激に蓄積し始めるポイント【閾値:LT】付近の強度でインターバル走を行い、身体への負担を抑えつつ有酸素能力を限界まで高めるトレーニング)や、西出監督が重視するウエイトトレーニングなど、いくつかの取り組みの浸透がある。 「何かを変えたというよりは、これまで取り組んできたトレーニングがあって、特に上級生は継続することの重要性をつかんで、陸上に対するIQも備わってきたと思います」と西出監督は話す。 [caption id="attachment_211703" align="alignnone" width="800"] 今春からチームの指揮を執っている西出仁明駅伝監督は「これまで取り組んできたトレーニングの継続が実を結んできた」と話す[/caption] その考えについて、選手たちも同様の想いを口にする。エース格の南坂は、「今は故障者も少なく継続して練習できている選手が多い。練習と試合の結果がマッチして自信にもなっています」と言う。 そのなかでウエイトトレーニング、故障予防やウォーミングアップの効果を引き上げている要因として、森永製菓が契約するプロ選手やトップアスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」(東京・港区台場)の存在がある。同社のサポートを受けている東海大陸上競技部中長距離ブロックは、監督やコーチ、そして選手数名でトレーニングラボへ行き、パフォーマンススペシャリストの牧野講平氏からウエイトトレーニングやウォーミングアップなど、身体づくりについて指導を受けている。 [caption id="attachment_211705" align="alignnone" width="800"] 東海大中長距離ブロックは「森永製菓inトレーニングラボ」でパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏(左から3人目)から継続的にウエイトトレーニングの指導を受けており、そこでの取り組みがチーム強化に結びついている ©Tokai University Middle & Long Distance Team[/caption] 「ウエイトトレーニングは強化における大事な柱の一つ。牧野さんとは常に会話を重ね、より効果的なメニューを提示していただいています。選手たちも積極的に取り組んでいます」(西出監督) 今季、ハイパフォーマンスを続けている中野も、「ウエイトで筋力もついて、力強いラストスパートにつながっている。アップでの動きづくりも練習や試合前に取り入れています」と効果を実感。小野もまた、「inトレーニングラボを活用している点もこの大学を選んだ一つ。学んだことを自分に落とし込んで実践できていることで、ベストパフォーマンスを発揮できていると思います」と話す。 ラボへは一部の選手が来訪するが、トレーニング動画を他の選手に共有することでチーム内への浸透を図っている。 [caption id="attachment_211712" align="alignnone" width="800"] 月1回ペースで選手たちが「森永製菓 inトレーニングラボ」に通っている ©Tokai University Middle & Long Distance Team[/caption] パフォーマンスを支える森永製菓「inゼリーエネルギー」 ハードなトレーニングを行う選手たちのコンディショニングには、多様な製品を揃える森永製菓のサポートが欠かせない。 森永製菓の「inゼリー」シリーズには、陸上選手にとってあらゆるシーンで活用できるラインナップが揃っているのが特徴だ。 その代表的な「inゼリー エネルギー」は〝10秒チャージ〟という言葉の通り、おにぎり約1個分(180kcal)のエネルギーを摂取でき、どこでも簡単に入手できる製品のためチーム内には中高生の時から愛用している選手が多い。「朝起きて、ロングランの前に飲んでいます」と永本はエネルギー補給に欠かせないという。また、平井璃空(3年)は、「練習の1~2時間前に摂ります。2つ摂る時もありますが、お腹に溜まり過ぎる感じはありません」と話している。 加えて選手たちは昨年発売された「inゼリー エネルギーDEEP」をレース前やポイント練習前に愛用。50gの小容量タイプながら105kcalを摂取でき、カフェインが60mg配合されている。カフェインをレース前やポイント練習前に摂る選手も多く、小野は「これができたのはとてもうれしい。味、量ともに飲みやすい」とお気に入りだ。 [caption id="attachment_211707" align="alignnone" width="800"] 東海大中長距離ブロックの選手たちが積極的に活用している「inゼリー」各製品。左から「inゼリー エネルギー」、「inゼリー エネルギーアミノ酸」、「inゼリー エネルギーDEEP」、「inゼリー プロテイン15g」[/caption] リカバリーを支えるプロテイン、アミノ酸タイプもフル活用 選手たちが摂取タイミングでこだわりを見せるのは、「inゼリー プロテイン15g」だ。同社では粉末タイプのプロテインもラインナップされるが、こちらはゼリータイプで素早く摂取できるのが特徴。東海大の選手たちは現在、タンパク質15g配合の本品を主に活用しており、タンパク質だけでなく7種のビタミンB群を配合して94kcalのエネルギーが摂取できるため、多くの選手が練習直後のリカバリーとして取り入れている。 [caption id="attachment_211709" align="alignnone" width="800"] 森永製菓の「inゼリー」が東海大の選手たちの強い味方になっている[/caption] 「ポイント練習の後、ダウンの前にすぐ飲むようにしています。翌朝の回復具合が変わったと感じています」(南坂) 一方、選手によって摂取タイミングが異なるのは、「inゼリー エネルギーアミノ酸」。エネルギー180kcalに加えて、アミノ酸を6000mg配合。その半分の3000mgは身体を動かすためのエネルギーや筋肉の材料となる必須アミノ酸成分「BCAA」(バリン、ロイシン、イソロイシン)が含まれており、日々トレーニングを積む選手たちに重宝されている。 練習前に摂取することがあるという中野は「ジョグ前などに摂っています。非常に飲みやすくて使いやすい」とコメント。また、練習中に摂取する小野は「ロングランなどで中盤以降にエネルギーが枯渇することがあるので、走っている時に摂る」そうで、平井は疲労回復を期待して練習後に摂取しているという。 1日の流れのなかで、「inゼリー」をさまざまなシチュエーションで使い分けながら、トレーニングからレース、そしてリカバリーまで活用する選手たち。 西出監督は「森永製菓さんからこういった製品を提供していただけるのは本当にありがたいことです。inゼリーは素早くエネルギー補給ができ、選手たちの練習消化率も高くなっていますし、このサポートは我々にとって本当に力になっています」と感謝している。 2019年には正月の学生駅伝で悲願の初優勝を飾ったが、2021年度以降は学生三大駅伝でシード権を逃している。だが今季は、トラックシーズンで確かな成果を見せた東海大。低迷期でも愚直に続けてきたトレーニングの成熟と、選手の資本である身体のコンディショニングを支えてきたサポート体制によって、復活への階段を確実に上っている。 [caption id="attachment_211715" align="alignnone" width="800"] 好調を維持しつつ、夏合宿での走り込みでさらにチーム力の強化を図る[/caption] 執筆/田中 葵、撮影/樋口俊秀 ※この記事は『月刊陸上競技』2026年8月号に掲載しています

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