◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)2日目
日本インカレの2日目に行われた女子400mは、フロレス・アリエ(日体大)が学生歴代3位の53秒03をマークして初優勝を飾った。
スタートから飛び出したのは安達茉鈴(園田学園女大)。「200mで並んだのですが、ラストは向かい風が強かったのでできるだけピタッとついていこう」と冷静にレースを進めたフロレスは、「残り50mで抜けました」と勝利を確信。「最後まで自分の走りに集中できました」。53秒03は「ずっと目標にしていた」という広沢真愛の持つ日体大記録(53秒27)を塗り替えた。
「53秒8、9くらいかと思っていたのでビックリ。52秒台を目標にしようと思えました」と笑顔を見せる。今季は100mでも11秒73、200mで23秒73と自己記録を大幅に更新。持ち味のスピードを生かしつつ「400mに慣れてきました」と、力の使い方も巧みになった。それでも「出し切った感じはなかったのでもうちょっと前半から行ければ、(ラストも)楽にいけそうです」と大きな手応えをつかんだ。
日本育ちだが、父がペルーと日本、母はイタリアとペルーにルーツを持ち、現在は日本国籍を申請中で日本選手権には出場できなかった。
200mと両リレーを控え、「またゼロから気持ちを作り直したい」とフロレス。総合V4を狙うために大車輪の活躍を見せる。
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