◇天皇賜盃第93回日本学生対校選手権(9月19日~22日/神奈川県・Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)1日目
日本インカレの1日目が行われ、男子100m予選にパリ五輪4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)、同200m代表の鵜澤飛羽(筑波大)が出場し、ともに準決勝へ進んだ。
1組7レーンに登場した栁田は貫禄の走り。中盤で前に出ると、最後は余裕を持って流して10秒33(+0.6)で2着通過。100mのレースは6月の日本選手権以来で「久しぶりだなという感じでした。思っていたよりもタイムは出なかったですが、悪くはないと思っています」とうなずいた。
パリでは予選のみで、決勝はメンバーから外れた。「悔しい気持ちはありますが、悲観的になるほど引きずっているわけではありません」と吹っ切れた様子で語る。
パリ五輪後は今月7日の順大記録会で4×100mリレーを走っただけで、「実戦経験を重ねていって、自分の走りを研ぎ澄ませていきたいです」。明日の準決勝、決勝に向けて「まずは予選よりも良い走りをすること。決勝で僕が一番納得する動きができればいい」と集中していた。
200mが本職の鵜澤はスタートでやや出遅れたが、後半は圧巻の走りを見せ、3年ぶりに自己記録を0.05秒更新する10秒25(+0.1)をマーク。同組に関東インカレ覇者の守祐陽(大東大)がおり、「ちゃんと走らないと負けると思いました。自己ベストくらい出さないと」と振り返る。
オリンピアンとなって初のレースに、「あんまり分からないですね」と実感はない様子。100mの位置づけとしては「あくまで200につなげる」ためだが、「できるなら100も速くなりたいので、しっかり優勝も狙っていきたいです」と力を込めた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.20
旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.20
旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表
世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]
2025.12.20
東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか
東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]
2025.12.20
川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会
12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]
2025.12.20
箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]
2025.12.20
箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳