◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)
パリ五輪の日本代表選手団が8月13日に帰国し、陸上チームは都内で記者会見を行った。日本歴代4位タイの2m31で同種目日本人88年ぶり入賞、および戦後の日本人最高順位の5位に食い込んだ赤松諒一(SEIBU PRINCE)は、「今までで一番良い跳躍ができたと思っているので、かなり自信につながる試合になりました」と笑顔で振り返った。
初めての五輪で決勝に進出した。それでも、昨年のブダペスト世界選手権で8位タイに入賞した経験が生き、「ブダペストでは少し緊張していたけど、今回は自分自身が楽しむほうに振り切っていました」。
その中で、目指していた「カーブからの切り込みのスピードが今までと比べて高いレベルでまとめることができた」。それが高さを生み、「2m31もまだ少し余裕があった」と言うほどのビッグジャンプにつながった。
3月に踏み切り脚の左足を手術した時には、「歩くのも難しかったので、ここまで戻るのか疑問に思っていました」と振り返る。それでも、トレーニングを積み重ね、6月末の日本選手権後には「自分の実力を出し切ることができるなという感覚」が得られた。そして、今回の結果で「もう少しトレーニングを積めば、もう少し上の高さを目指せる」手応えも得た。
今回、銅メダルとの差は3cm。「走高跳にとって、その差は小さくない」と理解している。だが、世界室内選手権金メダリストのウ・サンヒョク(韓国)から「自己ベストおめでとう」と声をかけられるなど、世界のトップジャンパーたちに確実に認知される選手となったのは間違いない。
「足の具合を見ながら」と慎重に状態を確認しつつ、秋には「海外の試合に1、2試合出たいです」と赤松。そして来年の東京世界選手権では「メダルを目指して跳躍したい」と力強く語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.10.28
2026.10.27
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.08
2026.10.05
2026.10.17
Latest articles 最新の記事
2026.10.28
【学生長距離Close-upインタビュー】出雲駅伝5区で快走した日大・長澤辰朗 「チームのためにやる仕事が強み」
学生長距離Close-upインタビュー 長澤辰朗 Nagasawa Tatsuro 日大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。63回目は、日大 […]
2026.10.28
宇佐美彰朗氏が死去 68年メキシコからマラソンで五輪3大会連続出場、東海大名誉教授など歴任
男子マラソンで五輪3大会連続出場を果たした宇佐美彰朗氏が10月26日、がんのため死去した。83歳だった。 1943年5月31日、新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)に9人きょうだいの三男として生まれた。中学時代はバスケットボ […]
2026.10.28
女子200m五輪金・トーマスが挙式 昨年、起業家のマクメイナスさんと婚約
女子200mパリ五輪金メダルのG.トーマス(米国)が結婚を自身のSNSで発表した。相手は起業家のスペンサー・マクメイナスさん。2022年から交際を始め、昨年婚約していた。 トーマスは東京五輪で銅メダル、ブダペスト世界選手 […]
2026.10.28
アディダスの最新レースシューズ「ADIZERO ADIOS PRO 5」が12月2日に発売決定!
アディダス ジャパンは10月28日、1秒でも速いベストタイムを目指して走るすべてのランナーのために開発されたランニングシリーズ「ADIZERO(アディゼロ)」より、人類史上初のマラソン2時間切り達成を支えた「ADIZER […]
Latest Issue
最新号

2026年11月号 (10月14日発売)
アジア大会総特集
駅伝プレビュー

