HOME 国内、日本代表、五輪
走高跳・真野友博は予選敗退にも収穫「しっかりチェックして修正できた」/パリ五輪
走高跳・真野友博は予選敗退にも収穫「しっかりチェックして修正できた」/パリ五輪

24年パリ五輪男子走高跳に出場した真野友博

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目

パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、男子走高跳の予選B組に出場した真野友博(九電工)は2m20で同組11位にとどまり、決勝進出は果たせなかった。

ワールドランキングで出場資格を得て挑んだ、初の五輪。真野は「こういった素晴らしい舞台で競技ができて良かった」と振り返った。

広告の下にコンテンツが続きます

「全部一発でクリアする」ことを目指して臨み、最初の高さの2m15を言葉通り1回で成功させた。2m20は2度失敗となったが、「しっかりとチェックして、修正できました」。2m24は3回とも失敗となり、目指すファイナルには届かなかった。それでも、収穫ありの大会となった。

2020年に日本人7人目の2m30オーバーを果たしたが、翌年の東京五輪代表には一歩届かず。そこからさらに力をつけ、世界大会初出場だった翌年のオレゴン世界選手権で8位に食い込み、同種目日本人初入賞を達成した。

その過程に、「いろいろな人の支えがあって、今日、こういう舞台に立つことができたと思っています」と感謝を示しつつ、「自分を誇りに思う」と語った真野。その気持ちを胸に、さらなる大ジャンプを目指していく。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目 パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、男子走高跳の予選B組に出場した真野友博(九電工)は2m20で同組11位にとどまり、決勝進出は果たせなかった。 ワールドランキングで出場資格を得て挑んだ、初の五輪。真野は「こういった素晴らしい舞台で競技ができて良かった」と振り返った。 「全部一発でクリアする」ことを目指して臨み、最初の高さの2m15を言葉通り1回で成功させた。2m20は2度失敗となったが、「しっかりとチェックして、修正できました」。2m24は3回とも失敗となり、目指すファイナルには届かなかった。それでも、収穫ありの大会となった。 2020年に日本人7人目の2m30オーバーを果たしたが、翌年の東京五輪代表には一歩届かず。そこからさらに力をつけ、世界大会初出場だった翌年のオレゴン世界選手権で8位に食い込み、同種目日本人初入賞を達成した。 その過程に、「いろいろな人の支えがあって、今日、こういう舞台に立つことができたと思っています」と感謝を示しつつ、「自分を誇りに思う」と語った真野。その気持ちを胸に、さらなる大ジャンプを目指していく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top