◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)2日目
パリ五輪・陸上競技2日目のイブニングセッションが行われ、男子10000mはジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)が26分43秒14の五輪新記録で同種目初の金メダルを獲得した。
序盤から前回王者のセレモン・バレガ、ベリフ・アレガウィ、ヨミフ・ケジェルチャのエチオピア勢が1000m2分43秒、2000m5分22秒の通過とハイペースで仕掛ける。その中でチェプテゲイは、後方から様子を見ながらレースを進めた。
5000mを13分23秒で通過し、勝負はいよいよ佳境へ。チェプテゲイは徐々にポジションを上げ、残り2000mあたりから集団前方へ。そして、残り600mを切ってカーブを使ってトップに並びかけると、残り500mで先頭に立った。
5000m12分35秒36、10000m26分11秒00と2種目の世界記録を持つチェプテゲイのスピードは、ラスト1周で爆発。ここから誰も前に出さなかった。9位までが26分50秒切り、13位までが2008年の北京大会でケネニサ・ベケレ(エチオピア)が作った大会記録(27分01秒17)を上回るというハイレベルの中でも、格の違いを見せつけるように悠々とフィニッシュした。
世界選手権では10000mで3連覇中。21年の東京五輪では5000mを制したが、10000mは2位に敗れた。王者に唯一足りなかったのが、五輪10000mの金メダル。それを、ついに手にしたチェプテゲイは、「この気持ちは言葉では言い表せない。長い間、この優勝を望んでいた」と歓喜に浸った。
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