HOME 海外

2024.07.15

女子400mH・ボルが50秒95!史上2人目の50秒台突入、パリ五輪でのマクローリン・レヴロンとの対決に弾み
女子400mH・ボルが50秒95!史上2人目の50秒台突入、パリ五輪でのマクローリン・レヴロンとの対決に弾み

400mHのボル(23年世界選手権)

7月14日、世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・チャレンジャー大会のレシスプリント国際がラ・ショー・ド・フォン(スイス)で開催され、女子400mハードルではオレゴン世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が50秒95の欧州新で優勝した。従来の欧州記録でもある自己記録を0.5秒更新し、史上2人目の50秒台ハードラーとなった。

S.マクローリン・レヴロン(米国)が今年更新した50秒65の世界記録に次ぐ世界歴代2位の記録である。ボルは現在24歳。今年の室内シーズンには400mショートトラックで49秒17の世界記録を樹立している。400mハードルは今季4レース目だった。

男子100mでは20歳のB.リチャードソン(南アフリカ)が9秒86(+1.9)で優勝。自己記録を0.22更新して自身初の9秒台をマークした。男子走幅跳はオレゴン世界選手権銅メダルのS.エハマー(スイス)が8m36(+0.8)で勝った。

また、13-14日にリエティ(イタリア)で行われたカンピオナート・ジュニア個人戦・オープン・シニアの男子100mでは、東京五輪金メダルのL.M.ジェイコブス(イタリア)が10秒08(+0.9)で優勝。サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は10秒20で4位だった。

7月14日、世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・チャレンジャー大会のレシスプリント国際がラ・ショー・ド・フォン(スイス)で開催され、女子400mハードルではオレゴン世界選手権金メダルのF.ボル(オランダ)が50秒95の欧州新で優勝した。従来の欧州記録でもある自己記録を0.5秒更新し、史上2人目の50秒台ハードラーとなった。 S.マクローリン・レヴロン(米国)が今年更新した50秒65の世界記録に次ぐ世界歴代2位の記録である。ボルは現在24歳。今年の室内シーズンには400mショートトラックで49秒17の世界記録を樹立している。400mハードルは今季4レース目だった。 男子100mでは20歳のB.リチャードソン(南アフリカ)が9秒86(+1.9)で優勝。自己記録を0.22更新して自身初の9秒台をマークした。男子走幅跳はオレゴン世界選手権銅メダルのS.エハマー(スイス)が8m36(+0.8)で勝った。 また、13-14日にリエティ(イタリア)で行われたカンピオナート・ジュニア個人戦・オープン・シニアの男子100mでは、東京五輪金メダルのL.M.ジェイコブス(イタリア)が10秒08(+0.9)で優勝。サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は10秒20で4位だった。

F.ボル 史上2人目の女子400mH50秒台突入の激走はこちら!

https://youtu.be/jRk1nUhsk8o  

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら

日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]

NEWS 坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

2025.05.01

坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

5月1日、日本陸連はセイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の欠場者を発表した。 日本人選手で欠場するのは、男子100mの坂井隆一郎(大阪ガス)、同200mの水久保漱至(宮崎県スポ協)、同400mの中 […]

NEWS アジア選手権男子400m中島佑気ジョセフが故障のため辞退 44秒台の佐藤風雅が代表入り

2025.05.01

アジア選手権男子400m中島佑気ジョセフが故障のため辞退 44秒台の佐藤風雅が代表入り

日本陸連は5月1日、韓国・クミで開催されるアジア選手権の代表選手の入れ替えを発表した。 男子400mで選出されていた中島佑気ジョセフ(富士通)が辞退。右ハムストリングスのケガのためとしている。中島は昨年のパリ五輪代表。4 […]

NEWS 東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top