HOME 国内、大学

2020.10.03

【400mH】イブラヒム愛紗56秒50日本歴代6位の快走で初V/日本選手権
【400mH】イブラヒム愛紗56秒50日本歴代6位の快走で初V/日本選手権


◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日
女子400mハードルで上り調子のハードラーが快走を見せた。日本インカレでも自己新の57秒50をマークして優勝していたイブラヒム愛紗(札幌国際大)が、さらに1秒自己記録を更新する日本歴代6位の56秒50で初優勝を飾った。

「目標は57秒前半だった」というイブラヒム。決勝は身体も動き、「いつも8台目までを16歩で行くのですが、15歩で行きました」と、課題としていた局面でのスピードダウンを抑えたことが勝利へとつながった。

今季好調の理由は「わかりません」と照れ笑い。神奈川出身。北海道の札幌国際大に進学してから「がむしゃらだった走りが、しっかり考える部分が増えたと思います」と言う。「まだまだ走力もハードル技術も足りないので、修正して自分の走りを磨いていきたい」と目を輝かせていた。

広告の下にコンテンツが続きます

4着に入った高校生の山本亜美(京都橘高)が57秒43の高校歴代2位をマークした。

■女子400mH成績
イブラヒム愛紗(札幌国際大)56.50
宇都宮絵莉(長谷川体育施設)57.09
伊藤 明子(セレスポ)   57.34
山本 亜美(京都橘高)   57.43
小山 佳奈(早大)     57.44
関本 萌香(早大)   57.89
津川 瑠衣(早大)     58.21
川村 優佳(早大)     58.38

■400mH日本歴代7傑
55.34久保倉里美11年
55.89吉田真希子03年
55.94青木沙弥佳08年
55.99田子 雅10年
56.21米田 知美12年
56.50イブラヒム愛紗20年
56.63吉良 愛美14年

◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日 女子400mハードルで上り調子のハードラーが快走を見せた。日本インカレでも自己新の57秒50をマークして優勝していたイブラヒム愛紗(札幌国際大)が、さらに1秒自己記録を更新する日本歴代6位の56秒50で初優勝を飾った。 「目標は57秒前半だった」というイブラヒム。決勝は身体も動き、「いつも8台目までを16歩で行くのですが、15歩で行きました」と、課題としていた局面でのスピードダウンを抑えたことが勝利へとつながった。 今季好調の理由は「わかりません」と照れ笑い。神奈川出身。北海道の札幌国際大に進学してから「がむしゃらだった走りが、しっかり考える部分が増えたと思います」と言う。「まだまだ走力もハードル技術も足りないので、修正して自分の走りを磨いていきたい」と目を輝かせていた。 4着に入った高校生の山本亜美(京都橘高)が57秒43の高校歴代2位をマークした。 ■女子400mH成績 イブラヒム愛紗(札幌国際大)56.50 宇都宮絵莉(長谷川体育施設)57.09 伊藤 明子(セレスポ)   57.34 山本 亜美(京都橘高)   57.43 小山 佳奈(早大)     57.44 関本 萌香(早大)   57.89 津川 瑠衣(早大)     58.21 川村 優佳(早大)     58.38 ■400mH日本歴代7傑 55.34久保倉里美11年 55.89吉田真希子03年 55.94青木沙弥佳08年 55.99田子 雅10年 56.21米田 知美12年 56.50イブラヒム愛紗20年 56.63吉良 愛美14年

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top