HOME 高校

2024.05.14

1年生・菅野翔唯 男子100m制覇 800m山鹿快琉は大会新V 小館なみえが女子投てき3冠/IH群馬県大会
1年生・菅野翔唯 男子100m制覇 800m山鹿快琉は大会新V 小館なみえが女子投てき3冠/IH群馬県大会

23年U18大会男子800mに出場した山鹿快琉

7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

群馬県大会は5月10日~13日の4日間、正田醤油スタジアム群馬(群馬県立敷島公園陸上競技場)で行われた。

男子4×100mリレーでは東農大二が予選から40秒52と大会記録を更新。翌日の決勝では予選のタイムをさらに上回る40秒43の大会新記録で優勝した。また、1走を務めた1年の菅野翔唯が、100mでも10秒78(-1.6)の好記録でV。昨年10秒72の県中学記録を打ち立てたルーキーが、早くも高校で結果を残している。

初日の男子400mを47秒76で制した山鹿快琉(前橋育英3)は、その勢いのまま13日の800mも1分51秒97の大会新でフィニッシュした。

ハードル種目では、U18大会男子110mハードルで優勝している橋本悠(東農大二3)が、男子110mハードルの準決勝で14秒52(+1.2)の大会新をマークし、自身が持つ大会記録を0.10秒更新。決勝では記録更新には及ばなかったが14秒78(-0.7)で3連覇を果たすと、400mハードル(51秒48)でも頂点に立ち2種目で優勝を飾った。橋本は4×400mリレーでもアンカーとして東農大二の優勝に貢献している。

女子100mハードルでは、横山涼葉(共愛学園3)が予選で14秒01(-0.4)と大会新。決勝では追い風を味方にさらに記録を伸ばし13秒75(+0.9)で3連覇を果たした。横山は4×100mリレー(47秒08/3走)と4×400mリレー(3分54秒31/2走)でも活躍し、共愛学園の総合優勝に貢献した。

広告の下にコンテンツが続きます

投てき種目では小館なみえ(樹徳2)が、女子砲丸投(11m85)と円盤投(34m29)、やり投(47m14)の3種目でトップに輝いた。

男子総合はリレーなどトラック種目で活躍の目立った東農大二が97.5点と2位の前橋育英と大差をつけて圧倒的な勝利を飾った。女子はトラック種目や混成種目で得点を重ねた共愛学園が89.5点で優勝している。

北関東大会は6月14日から4日間、東京都の駒沢競技場で行われる。

7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 群馬県大会は5月10日~13日の4日間、正田醤油スタジアム群馬(群馬県立敷島公園陸上競技場)で行われた。 男子4×100mリレーでは東農大二が予選から40秒52と大会記録を更新。翌日の決勝では予選のタイムをさらに上回る40秒43の大会新記録で優勝した。また、1走を務めた1年の菅野翔唯が、100mでも10秒78(-1.6)の好記録でV。昨年10秒72の県中学記録を打ち立てたルーキーが、早くも高校で結果を残している。 初日の男子400mを47秒76で制した山鹿快琉(前橋育英3)は、その勢いのまま13日の800mも1分51秒97の大会新でフィニッシュした。 ハードル種目では、U18大会男子110mハードルで優勝している橋本悠(東農大二3)が、男子110mハードルの準決勝で14秒52(+1.2)の大会新をマークし、自身が持つ大会記録を0.10秒更新。決勝では記録更新には及ばなかったが14秒78(-0.7)で3連覇を果たすと、400mハードル(51秒48)でも頂点に立ち2種目で優勝を飾った。橋本は4×400mリレーでもアンカーとして東農大二の優勝に貢献している。 女子100mハードルでは、横山涼葉(共愛学園3)が予選で14秒01(-0.4)と大会新。決勝では追い風を味方にさらに記録を伸ばし13秒75(+0.9)で3連覇を果たした。横山は4×100mリレー(47秒08/3走)と4×400mリレー(3分54秒31/2走)でも活躍し、共愛学園の総合優勝に貢献した。 投てき種目では小館なみえ(樹徳2)が、女子砲丸投(11m85)と円盤投(34m29)、やり投(47m14)の3種目でトップに輝いた。 男子総合はリレーなどトラック種目で活躍の目立った東農大二が97.5点と2位の前橋育英と大差をつけて圧倒的な勝利を飾った。女子はトラック種目や混成種目で得点を重ねた共愛学園が89.5点で優勝している。 北関東大会は6月14日から4日間、東京都の駒沢競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.18

富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

2025.07.18

【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

2025.07.18

100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]

NEWS 王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

2025.07.18

王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

8月31日に豪州で開催されるシドニーマラソンの主催者は、男子エリート選手のエントリーを発表した。 すでに、前世界記録のE.キプチョゲ(ケニア)の参戦が3月中に発表されているが、新たに19年、20年の東京を制しているB.レ […]

NEWS チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

2025.07.18

チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top