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2024.04.10

米国陸連が8月のU20世界選手権への派遣中止を発表 開催地ペルーの治安や日程への不安が理由

米国陸連は4月8日、今年8月27日~31日にペルー・リマで開催されるU20世界選手権に代表を派遣しないことを発表した。安全面、日程、競技への準備の3点を懸念として派遣を見送ると説明している。

安全面については、ペルー国内での犯罪が多発しており、米国国務省が米国民に対して渡航を自粛を求める勧告(レベル2)を出している。また、日程に関しては出場対象となる高校生や大学生らの学業開始期間(9月上旬)と重なること、長距離種目にはシーズン入り前であることを理由に挙げている。なお、これまでのU20世界選手権は7月中旬から8月上旬に行われてきた。

また、準備面については当初6月の米国U20選手権にて代表選考を行う予定となっていたが、本戦への準備期間がとられないことを理由としている。

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U20世界選手権については、前々回のナイロビ大会(21年)でも、米国や日本がコロナ禍で派遣を見送っている。

米国陸連は4月8日、今年8月27日~31日にペルー・リマで開催されるU20世界選手権に代表を派遣しないことを発表した。安全面、日程、競技への準備の3点を懸念として派遣を見送ると説明している。 安全面については、ペルー国内での犯罪が多発しており、米国国務省が米国民に対して渡航を自粛を求める勧告(レベル2)を出している。また、日程に関しては出場対象となる高校生や大学生らの学業開始期間(9月上旬)と重なること、長距離種目にはシーズン入り前であることを理由に挙げている。なお、これまでのU20世界選手権は7月中旬から8月上旬に行われてきた。 また、準備面については当初6月の米国U20選手権にて代表選考を行う予定となっていたが、本戦への準備期間がとられないことを理由としている。 U20世界選手権については、前々回のナイロビ大会(21年)でも、米国や日本がコロナ禍で派遣を見送っている。

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