2024.02.11
2月10日に米国で開催された室内競技会「ボストン大バレンタイン招待」の男子1マイルに日本人選手数名が出場し、青木涼真(Honda)が3分54秒84の室内日本新を樹立して2組4着(全体13位)に入った。従来の日本記録は2023年に飯澤千翔(東海大/現・住友電工)が樹立した3分56秒01。
法大卒4年目の26歳。3000m障害を本職とし、昨年のブダペスト世界選手権では決勝進出(13位)を果たしている。近年は年明けから米国合宿に取り組んでおり、昨年もこの大会で3分56秒28のタイムを残していた。
青木は大会後に自身のSNSを更新し、「移動の際にアクシデントにも見舞われましたが、これも海外レースの醍醐味。この中でも結果を出せたことは自分の目指す選手像に少しは近づけたのかなと思います! 」とコメント。ただし、全体13位だったことについては、「まだまだやるべきことはたくさんありますね」とさらなる高みを目指している。
他にも日本勢が多数出場し、1マイルでは森田佳祐(SUBARU)が3分59秒03で総合35位、荒井七海(Honda)が4分00秒45で同47位、小原響(青学大)が4分01秒34で同56位、才記壮人(富士山の銘水)が4分08秒24で同145位、ペンシルベニア州立大へ留学中の石井優吉が4分12秒91で216位だった。
また、男子5000mに出場した吉田圭太(住友電工)は13分49秒79で総合49位だった。
【写真】1マイルの室内日本新を樹立した青木涼真
【大会結果】 BU David Hemery Valentine Invitational 2/10(土) ◾️室内1マイル 13位(2組4位) #青木涼真 3分54秒84 *室内アジア新、室内日本新、自己新 47位(4組9位) #荒井七海 4分00秒45 ご声援ありがとうございました。#Honda陸上競技部 photo by @ImpressRunning pic.twitter.com/3CQ63mb5Af
— Honda 陸上競技部 (@honda_track) February 10, 2024
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025