2024.02.05
世界陸連室内ツアー・ゴールドのニューバランス室内グランプリが米国ボストンで開かれた。
女子1500mに出場した田中希実(New Balance)は4分08秒46をマークして9位。惜しくも入賞は逃したが、昨年のこの大会で出した4分09秒90の室内日本記録を更新した。
激しいレースとなるなか、田中は中盤5番手あたりにポジションを取るなど積極的な走りを見せた。優勝はG.ツェガイ(エチオピア)で3分58秒11だった。
田中は1500mで3分59秒19、5000mで14分29秒18の日本記録を持つ。1500mでは東京五輪8位。オレゴン、ブダペストと世界選手権に出場してブダペストでは準決勝に進出した。
男子60mにはサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。予選を6秒60の3着で通過すると、決勝も同じタイムをそろえて6位だった。
予選は昨年世界選手権100mと200m2冠のノア・ライルズ(米国)と並び、スタート直後は前に飛び出したサニブラウン。決勝もライルズや、フレッド・カーリー(米国)らに懸命に食らいついた。
ライルズが今季世界最高の6秒44で優勝。A.ブレイク(ジャマイカ)が6秒45で続く。オレゴン世界選手権100m金のカーリーは6秒55の4位だった。
サニブラウンは昨年のブダペスト世界選手権100mで、2大会連続のファイナルに進出して6位。60mは2019年以来で、6秒54の前室内日本記録を作っていた。
2月11日に行われるWA室内ツアー・ゴールド第6戦のミルローズ・ゲーム(米国・ニューヨーク)にもエントリーしている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
「大阪から世界へ」OSAKA夢プログラム報告会が開催!ハンマー投・福田翔大「北京、ロスとさらに多くの代表を」
公益財団法人大阪陸上競技協会が展開する選手サポートプログラム「OSAKA夢プログラム」の第Ⅲ期報告会が11月18日、大阪市内のホテルで開催された。 東京世界選手権に出場した男子ハンマー投の福田翔大(住友電工)、女子100 […]
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025