2024.02.01
オリコは2月1日、同日付で女子三段跳日本記録保持者の森本麻里子、男子十種競技の森口諒也が入社し、4月1日付で昨年の杭州アジア大会代表の宇野勝翔(順大)が入社することを発表した。
森本は大阪府出身の28歳。中学から走幅跳に取り組み、大阪・太成学院大高ではインターハイで2位になっている。日女体大に入ってから三段跳に取り組み、ボブスレーなどの挑戦も経て徐々に力をつけていった。
日本選手権では19年に初優勝を飾ると、昨年は24年ぶりの日本記録となる14m16で5連覇を達成。7月のアジア選手権も同種目で日本人として初制覇を達成し、ブダペスト世界選手権にも出場した。10月のアジア大会でも銅メダルを獲得しており、今夏のパリ五輪出場に向けてさらなる躍進を目指す。
森本は日本オリンピック委員会(JOC)が実施するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用しての入社で、JOCのサイトを通じ、「オリコオレンジの情熱を持ち、自身の力を最大限に発揮し、世界の舞台で挑戦し結果を出して恩返ししたいです」とコメントしている。
宇野は22年の日本インカレ200mチャンピオン。昨年の日本選手権で2位となり、アジア大会代表に選出。200mで8位入賞を果たし、4×100mリレーではアンカーを務め、日本の銀メダルに貢献した。
今春に大学を卒業する宇野もアスナビ制度を利用しての内定となり、「日本の“トップ”を目指し、オリンピックに出場できるよう精進いたします」と意気込む。
十種競技の森口は東海大出身。昨年の日本選手権では7374点のベスト記録で、自己最高の2位に入っている。
オリコ陸上部は17年に創立。男子円盤投の米沢茂友樹、女子走幅跳の嶺村優、同ハンマー投の勝山眸美が所属しており、24年シーズンは6人のメンバーで活動していく。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]
2025.06.15
八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]
2025.06.15
菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、男子100mは昨年のU18大会覇者の菅野翔唯(東農大二2群馬)が […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会