HOME 国内

2024.01.27

米国遠征中の佐藤圭汰が室内5000mで13分09秒45! 日本歴代2位相当、日本人2人目の13分10秒切り達成!
米国遠征中の佐藤圭汰が室内5000mで13分09秒45! 日本歴代2位相当、日本人2人目の13分10秒切り達成!

男子5000mの佐藤圭汰

1月26日、米国マサチューセッツ州のボストン大学で行われた室内競技会「ジョン・トーマス・テリア・クラシック」男子5000mに佐藤圭汰(駒大)が出場し、13分09秒45をマーク。1周200mで行われるショートトラックでの日本最高記録を樹立し、屋外でも日本歴代2位に相当する好タイムで駆け抜けた。

佐藤は昨年11月の八王子ロングディスタンスの10000mで27分28秒50のU20日本記録を樹立。1月の箱根駅伝では3区(21.4km)で区間歴代3位の1時間0分13秒をマークしていた。これまでの5000mのベストは22年ゴールデンゲームズinのべおかで出した13分22秒91で、これを大きく更新するものとなった。

レースには昨年のブダペスト世界選手権1500m5位のY.ヌグセ(米国)や英国選手権1500mで優勝経験のあるジョージ・ミルズ(英国)などそうそうたるメンバーが出場。佐藤は1000m2分38秒2、2000mを5分15秒4で通過。200mを31秒台のペースで刻み、3500m付近までは先頭に食らいつく。

先頭が1周29秒台にペースを上げると、徐々に引き離されたものの4000mを10分32秒1で通過し、最後はギアを入れ替えラスト1000mは2分37秒2でカバー。10位ながら、パリ五輪参加標準記録(13分05秒00)に迫る好タイムでフィニッシュした。

佐藤は箱根駅伝後の1月中旬に単身で渡米。今後も室内競技会に出場する予定となっている。

1月26日、米国マサチューセッツ州のボストン大学で行われた室内競技会「ジョン・トーマス・テリア・クラシック」男子5000mに佐藤圭汰(駒大)が出場し、13分09秒45をマーク。1周200mで行われるショートトラックでの日本最高記録を樹立し、屋外でも日本歴代2位に相当する好タイムで駆け抜けた。 佐藤は昨年11月の八王子ロングディスタンスの10000mで27分28秒50のU20日本記録を樹立。1月の箱根駅伝では3区(21.4km)で区間歴代3位の1時間0分13秒をマークしていた。これまでの5000mのベストは22年ゴールデンゲームズinのべおかで出した13分22秒91で、これを大きく更新するものとなった。 レースには昨年のブダペスト世界選手権1500m5位のY.ヌグセ(米国)や英国選手権1500mで優勝経験のあるジョージ・ミルズ(英国)などそうそうたるメンバーが出場。佐藤は1000m2分38秒2、2000mを5分15秒4で通過。200mを31秒台のペースで刻み、3500m付近までは先頭に食らいつく。 先頭が1周29秒台にペースを上げると、徐々に引き離されたものの4000mを10分32秒1で通過し、最後はギアを入れ替えラスト1000mは2分37秒2でカバー。10位ながら、パリ五輪参加標準記録(13分05秒00)に迫る好タイムでフィニッシュした。 佐藤は箱根駅伝後の1月中旬に単身で渡米。今後も室内競技会に出場する予定となっている。

【動画】佐藤圭汰が 13分09秒45! 大迫に次ぐ13分10秒切り!

[adinserter block="4"]

男子5000m日本歴代10傑

13.08.40 大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト) 2015. 7.18 13.10.69 遠藤日向(住友電工)    2022. 5. 4 13.12.63 鎧坂哲哉(旭化成)     2015. 7.18 13.13.20 松宮隆行(コニカミノルタ) 2007. 7.28 13.13.40 高岡寿成(鐘紡)      1998. 8. 1 13.13.60 佐藤悠基(日清食品グループ)2013. 7.13 13.16.53 塩尻和也(富士通)     2021.12.10 13.17.65 伊藤達彦(Honda)      2023. 5. 4 13.18.32 三津谷祐(トヨタ自動車九州)2007. 5. 2 13.18.49 坂東悠汰(富士通)     2020.12. 4 ※ショートトラック 13.09.45 佐藤圭汰(駒大)      2024. 1.26

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.29

中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、最終種目となった男子5000mは残り250mから仕掛けた吉居駿恭(中大)が13分26秒31で混成を制し、大会連覇を果 […]

NEWS “ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

2025.04.29

“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

2025.04.29

【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

学生長距離Close-upインタビュー 秋吉拓真 Akiyoshi Takuma 東大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。47回目は、東大の […]

NEWS 100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

2025.04.29

100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは、中島ひとみ(長谷川体育施設)が日本歴代5位の12秒93(+1.8)で優勝した。 予選で自己ベ […]

NEWS 110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

2025.04.29

110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒36(+1.9)をマークして優勝した。 4日前の日本学生個人選手権準決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top