2024.01.03
◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
昨年度から学生三大駅伝すべてで4位以内に入り、初Vに最も近い大学とみられていた國學院大は先頭から8分54秒差の6位で往路を終えた。
12月中旬以降にチーム内でインフルエンザが蔓延。ベストオーダーを組めず、前田康弘監督は「すべてはうまく行かないですね」と苦笑いを浮かべた。
1区を務めたのは主将の伊地知賢造(4年)。2年時に全日本大学駅伝の最長区間8区で区間賞を獲得した経験を持ち、箱根路でもこれまで8区、2区、5区と主要区間を担ってきた大黒柱だ。
序盤で駒大・篠原倖太朗(3年)らが作り出すハイペースの先頭集団につく積極性を見せたものの、終盤に失速。区間17位と出足でつまづいた。
しかし、指揮官は「(伊地知は)少し気負ったかな。でもキャプテンとしてああいう走りを見せることは大事」と主将を労った。
2区では平林清澄(3年)が1時間6分26秒の好タイムで区間3位と好走し、8人抜きで9位に浮上。3区の青木瑠郁(2年)も最初の10kmを27分台で通過する積極的な走りで区間4位と好走し、6位に浮上した。
4区のルーキー・辻原輝も区間4位の走りで5位に上げ、5区の上原琉翔(2年)で6位に落としてフィニッシュ。復路に向けて指揮官は「明日はシード権争い。若い布陣で臨む予定なので、後ろから来る一斉スタートの集団をうまく利用しながら進んでいきたい」と意気込んだ。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会