HOME 高校・中学

2023.12.22

佐久長聖が予選タイム2時間3分27秒、5000m平均13分50秒でいずれもトップ/全国高校駅伝展望・男子
佐久長聖が予選タイム2時間3分27秒、5000m平均13分50秒でいずれもトップ/全国高校駅伝展望・男子

2022年全国高校駅伝男子スタートの様子

男子第74回全国高校駅伝に出場する47校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。

【女子】神村学園が予選タイムでトップ 3000m平均も仙台育英、立命館宇治とともに1位タイ

広告の下にコンテンツが続きます

条件は異なるが、男子はほとんどの予選会が7区間42.195kmで行われる。予選最高タイムは佐久長聖(長野)が県大会でマークした2時間3分27秒。佐久長聖は県大会から5人を入れ替えた北信越大会でも2時間4分16秒で制している。

2番手は近畿大会を2時間4分20秒で優勝した洛南(京都)。以下、須磨学園(兵庫)の2時間4分29秒、鹿児島城西(鹿児島)の2時間4分30秒と続き、昨年末の全国V・倉敷(岡山)が2時間5分00秒で5番目となる。2時間5分台はほかに2時間5分43秒の埼玉栄(埼玉)と2時間5分58秒の仙台育英(宮城)の2校だ。

5000mの平均タイムでは、佐久長聖が13分50秒でトップ。2番手は仙台育英の14分07秒、3番手が倉敷の14分08秒となっている。

以下は14分10秒で東農大二(群馬)、八千代松陰(千葉)、須磨学園、大牟田(福岡の4校が並び、次いで14分12秒で学法石川(福島)と世羅(広島)。洛南が14分13秒で10番目となる。

広告の下にコンテンツが続きます

予選でのタイムと、5000mの自己ベストでいずれも佐久長聖がトップとなっている。ただ、今年は都道府県予選が集中した11月上旬に、全国的に気温が高く、例年よりもタイムを落とすチームが多かった。加えて、近年の都大路は、2時間1分台の決着となっているだけに、今回も各校は大幅にタイムを上げてくるだろう。

男子第74回全国高校駅伝に出場する47校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 【女子】神村学園が予選タイムでトップ 3000m平均も仙台育英、立命館宇治とともに1位タイ 条件は異なるが、男子はほとんどの予選会が7区間42.195kmで行われる。予選最高タイムは佐久長聖(長野)が県大会でマークした2時間3分27秒。佐久長聖は県大会から5人を入れ替えた北信越大会でも2時間4分16秒で制している。 2番手は近畿大会を2時間4分20秒で優勝した洛南(京都)。以下、須磨学園(兵庫)の2時間4分29秒、鹿児島城西(鹿児島)の2時間4分30秒と続き、昨年末の全国V・倉敷(岡山)が2時間5分00秒で5番目となる。2時間5分台はほかに2時間5分43秒の埼玉栄(埼玉)と2時間5分58秒の仙台育英(宮城)の2校だ。 5000mの平均タイムでは、佐久長聖が13分50秒でトップ。2番手は仙台育英の14分07秒、3番手が倉敷の14分08秒となっている。 以下は14分10秒で東農大二(群馬)、八千代松陰(千葉)、須磨学園、大牟田(福岡の4校が並び、次いで14分12秒で学法石川(福島)と世羅(広島)。洛南が14分13秒で10番目となる。 予選でのタイムと、5000mの自己ベストでいずれも佐久長聖がトップとなっている。ただ、今年は都道府県予選が集中した11月上旬に、全国的に気温が高く、例年よりもタイムを落とすチームが多かった。加えて、近年の都大路は、2時間1分台の決着となっているだけに、今回も各校は大幅にタイムを上げてくるだろう。

男子予選会トップ20&5000m平均タイムトップ20

■男子予選会トップ20 佐久長聖(長野) 2.03.27 長野① 洛南(京都) 2.04.20 近畿① 須磨学園(兵庫) 2.04.29 兵庫① 鹿児島城西(鹿児島) 2.04.30 鹿児島① 倉敷(岡山) 2.05.00 岡山① 埼玉栄(埼玉) 2.05.43 埼玉① 仙台育英(宮城) 2.05.58 宮城① 九州学院(熊本) 2.06.08 九州① 札幌山の手(北海道) 2.06.19 北海道① 小林(宮崎) 2.06.19 宮崎① 東農大二(群馬) 2.06.20 関東② 東洋大牛久(茨城) 2.06.37 茨城① 八千代松陰(千葉) 2.06.46 千葉① 青森山田(青森) 2.06.50 青森① 大牟田(福岡) 2.06.55 福岡① 國學院久我山(東京) 2.07.11 東京① 関大北陽(大阪) 2.07.11 大阪① 世羅(広島) 2.07.17 広島① 那須拓陽(栃木) 2.07.30 栃木① 山梨学院(山梨) 2.08.22 関東⑧ ■5000m平均タイムトップ20 佐久長聖(長野) 13.50 仙台育英(宮城) 14.07 倉敷(岡山) 14.08 東農大二(群馬) 14.10 八千代松陰(千葉) 14.10 須磨学園(兵庫) 14.10 大牟田(福岡) 14.10 学法石川(福島) 14.12 世羅(広島) 14.12 洛南(京都) 14.13 小林(宮崎) 14.14 埼玉栄(埼玉) 14.18 青森山田(青森) 14.21 九州学院(熊本) 14.21 鹿児島城西(鹿児島) 14.22 國學院久我山(東京) 14.27 札幌山の手(北海道) 14.28 山梨学院(山梨) 14.30 鳥栖工(佐賀) 14.31 西京(山口) 14.33 ※留学生は1人で算出

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.04

リレーのパリ五輪切符を懸けて!世界リレーが5/5朝8時05分に開幕 上位14ヵ国に出場権、初日予選突破でつかめるか?

8月のパリ五輪リレー種目の出場権を懸けた世界リレーが5月4、5日の2日間、バハマ・ナッソーで開催される。男女の4×100m、4×400mと男女混合4×400mの5種目が実施。上位14ヵ国(決勝8チーム+2レース目からの6 […]

NEWS 200mは鵜澤飛羽がセカンドベストの20秒26でV2!400mHは筒江が豊田ら抑える ハンマー投・福田が73m00/静岡国際

2024.05.04

200mは鵜澤飛羽がセカンドベストの20秒26でV2!400mHは筒江が豊田ら抑える ハンマー投・福田が73m00/静岡国際

◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われた。注目を集めた男子200mはブダペスト世界選手権代表の鵜澤飛羽(筑波大)が連覇。セカンドベストとなる2 […]

NEWS 五島莉乃 標準届かずも自己新初V「悔しいのが一番」パリ五輪見据え「勝負できるように」/日本選手権10000m

2024.05.04

五島莉乃 標準届かずも自己新初V「悔しいのが一番」パリ五輪見据え「勝負できるように」/日本選手権10000m

◇第108回日本選手権10000m(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる日本選手権10000mが行われ、女子は五島莉乃(資生堂)が日本歴代6位の30分53秒31をマークして初優勝を […]

NEWS 葛西潤が殊勲の初V!日本歴代6位の27分17秒46「ケガなくできたのが一番」パリ五輪目指しもう1本挑戦/日本選手権10000m

2024.05.04

葛西潤が殊勲の初V!日本歴代6位の27分17秒46「ケガなくできたのが一番」パリ五輪目指しもう1本挑戦/日本選手権10000m

◇第108回日本選手権10000m(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる日本選手権10000mが行われ、男子は葛西潤(旭化成)が日本歴代4位の27分17秒46をマークして優勝した。 […]

NEWS 編集部コラム「Road To FUKUOKA」

2024.05.04

編集部コラム「Road To FUKUOKA」

★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top