HOME 高校・中学

2023.12.22

神村学園が予選タイムでトップ 3000m平均も仙台育英、立命館宇治とともに1位タイ/全国高校駅伝展望・女子
神村学園が予選タイムでトップ 3000m平均も仙台育英、立命館宇治とともに1位タイ/全国高校駅伝展望・女子

22年全国高校駅伝女子1区の先頭集団

女子第35回全国高校駅伝に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、3000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)をランキング化した。

【男子】佐久長聖が予選タイム2時間3分27秒、5000m平均13分50秒でいずれもトップ

各予選会で条件は異なるが、ほとんどが5区間21.0975kmで行われている。最速は神村学園(鹿児島)の1時間7分38秒。仙台育英(宮城)が1時間7分49秒で続く。

1時間8分台はなく、立命館宇治(京都)が1時間9分13秒、青森山田(青森)の1時間9分23秒、薫英女学院(大阪)の1時間9分35秒、豊田大谷(東海地区/愛知)の1時間9分44秒、長野東(長野)の1時間9分52秒と、ここまでの7校が1時間10分を切った。さらに、須磨学園(兵庫)の1時間10分10秒、銀河学院(中国地区/広島)の1時間10分14秒となり、世羅(広島)の1時間10分16秒で10番目となる。

また、チーム力を示す3000mの上位5人の平均タイム(留学生は1人でカウント)では、トップが仙台育英、立命館宇治、神村学園が9分16秒で並ぶ。4番手以下は薫英女学院の9分24秒、青森山田の9分25秒、東大阪大敬愛(近畿地区/大阪)が9分27秒、須磨学園が9分29秒、長野東が9分30秒、世羅と北九州市立(福岡)の9分31秒となっている。

予選タイムと3000m平均タイムを比較すると、神村学園が両方とも1番手となっている。ただ、予選タイムでは仙台育英との差は11秒と、コンディションや展開などを踏まえれば、大差はない。また、立命館宇治はエース級を距離の短い区間に配置してのタイム。トラックでは仙台育英と立命館宇治、神村学園が並ぶ状況となっており、これまでの持ちタイムでは3校は接近している。

広告の下にコンテンツが続きます
女子第35回全国高校駅伝に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、3000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)をランキング化した。 【男子】佐久長聖が予選タイム2時間3分27秒、5000m平均13分50秒でいずれもトップ 各予選会で条件は異なるが、ほとんどが5区間21.0975kmで行われている。最速は神村学園(鹿児島)の1時間7分38秒。仙台育英(宮城)が1時間7分49秒で続く。 1時間8分台はなく、立命館宇治(京都)が1時間9分13秒、青森山田(青森)の1時間9分23秒、薫英女学院(大阪)の1時間9分35秒、豊田大谷(東海地区/愛知)の1時間9分44秒、長野東(長野)の1時間9分52秒と、ここまでの7校が1時間10分を切った。さらに、須磨学園(兵庫)の1時間10分10秒、銀河学院(中国地区/広島)の1時間10分14秒となり、世羅(広島)の1時間10分16秒で10番目となる。 また、チーム力を示す3000mの上位5人の平均タイム(留学生は1人でカウント)では、トップが仙台育英、立命館宇治、神村学園が9分16秒で並ぶ。4番手以下は薫英女学院の9分24秒、青森山田の9分25秒、東大阪大敬愛(近畿地区/大阪)が9分27秒、須磨学園が9分29秒、長野東が9分30秒、世羅と北九州市立(福岡)の9分31秒となっている。 予選タイムと3000m平均タイムを比較すると、神村学園が両方とも1番手となっている。ただ、予選タイムでは仙台育英との差は11秒と、コンディションや展開などを踏まえれば、大差はない。また、立命館宇治はエース級を距離の短い区間に配置してのタイム。トラックでは仙台育英と立命館宇治、神村学園が並ぶ状況となっており、これまでの持ちタイムでは3校は接近している。

女子予選会トップ20&3000m平均タイムトップ20

■女子予選会トップ20 神村学園(鹿児島) 1.07.38 鹿児島① 仙台育英(宮城) 1.07.49 宮城① 立命館宇治(京都) 1.09.13 近畿① 青森山田(青森) 1.09.23 青森① 薫英女学院(大阪) 1.09.35 大阪① 豊田大谷(東海/愛知) 1.09.44 東海① 長野東(長野) 1.09.52 北信越① 須磨学園(兵庫) 1.10.10 近畿③ 銀河学院(中国/広島) 1.10.14 中国① 世羅(広島) 1.10.16 広島① 小林(宮崎) 1.10.38 宮崎① 白鵬女(神奈川) 1.10.46 関東① 東大阪大敬愛(近畿/大阪) 1.10.46 大阪② 市船橋(千葉) 1.11.07 千葉① 浜松市立(静岡) 1.11.07 東海② 新潟明訓(新潟) 1.11.15 新潟① 宇都宮文星女(栃木) 1.11.19 栃木① 錦城学園(東京) 1.11.21 東京① ルーテル学院(熊本) 1.11.29 熊本① 北九州市立(福岡) 1.11.37 福岡① ■3000m平均タイムトップ20 仙台育英(宮城) 9.16 立命館宇治(京都) 9.16 神村学園(鹿児島) 9.16 薫英女学院(大阪) 9.24 青森山田(青森) 9.25 東大阪大敬愛(近畿/大阪) 9.27 須磨学園(兵庫) 9.29 長野東(長野) 9.30 世羅(広島) 9.31 北九州市立(福岡) 9.31 旭川龍谷(北海道) 9.32 宇都宮文星女(栃木) 9.33 銀河学院(中国/広島) 9.34 学法石川(福島) 9.35 埼玉栄(埼玉) 9.35 豊川(愛知) 9.35 興譲館(岡山) 9.35 諫早(長崎) 9.41 小林(宮崎) 9.41 浜松市立(静岡) 9.42 西京(山口) 9.42 ※留学生は1人

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top