全日本実業団対抗(9月18~20日/熊谷)女子10000mは、この種目で昨年の日本選手権を制している鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)が32分03秒40で優勝し、ケガからの復活を印象づけた。
東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)に、松田瑞生(ダイハツ)、鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)と豪華な顔ぶれがそろったレース。序盤からこの4人に安藤友香(ワコール)を加えた集団でレースは進む。途中からは前田が引っ張る展開になる。残り2周を迎えて一山が遅れ、前田と松田、鍋島がペースアップ。3人が集団でラスト1周となり、鍋島が持ち味の切れ味鋭いラストスパートで制した。松田(32分06秒46)、前田(32分08秒06)、一山(32分20秒58)と続いた。
「10000mの復帰戦としてはまずまずだったと思います。自分の得意とするレース展開に持って行けた。ラスト1周のスパートは楽しい。どんな大会でも1番はうれしいです。苦しい時期もあって、心が折れたこともありましたが、いろんな人に支えられました」(鍋島)
「思うようにペースが上がらなかったですが、去年より力がついたと思います。来年のオリンピックに向けてしっかり強化していきたい」(前田)
女子10000mで競り合った前田、一山、鍋島、松田
全日本実業団対抗(9月18~20日/熊谷)女子10000mは、この種目で昨年の日本選手権を制している鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)が32分03秒40で優勝し、ケガからの復活を印象づけた。
東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)に、松田瑞生(ダイハツ)、鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)と豪華な顔ぶれがそろったレース。序盤からこの4人に安藤友香(ワコール)を加えた集団でレースは進む。途中からは前田が引っ張る展開になる。残り2周を迎えて一山が遅れ、前田と松田、鍋島がペースアップ。3人が集団でラスト1周となり、鍋島が持ち味の切れ味鋭いラストスパートで制した。松田(32分06秒46)、前田(32分08秒06)、一山(32分20秒58)と続いた。
「10000mの復帰戦としてはまずまずだったと思います。自分の得意とするレース展開に持って行けた。ラスト1周のスパートは楽しい。どんな大会でも1番はうれしいです。苦しい時期もあって、心が折れたこともありましたが、いろんな人に支えられました」(鍋島)
「思うようにペースが上がらなかったですが、去年より力がついたと思います。来年のオリンピックに向けてしっかり強化していきたい」(前田) RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
-
2025.11.16
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目で最年少優勝した。この記録はU18世界歴代4位タイ、U20アジア […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
2025.11.17
男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]
2025.11.17
女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得
女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025